今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

Project Mesh始動

Project Meshの集まりに行ってきました@サイボウズ本社。

Project Meshとは、@yuu_keyさんを主催としたプロジェクトで、「The Mesh」という本をきっかけにして立ち上がったプロジェクトです。基本コンセプトは、「Meshというコンセプトを広める(いわゆる「シェア」の精神を普及させていく)」「ワクワクすることをやる」の二つ。
そのProjectのキックオフが、今日行われました。

Projectの概要、関連してWorldshiftのプレゼンテーションなど色々あったのですが、僕が一番印象的だったのは、グループに分かれてワールドカフェ形式でディスカッション。
テーマは「Project Meshはなぜワクワクするのか」「Project Meshで自分ができることは何か」。
みんなでワイワイと話し合っていく中で、「自分が好きなもの」「自分が大事にしているものの原点」がちょっと見えた気がします。

キーワードとして挙がった「未来の匂い」「第三の場(third place)」。
「未来の匂い」というのは、僕の好きな表現です。みんなでワイワイやりながら翻訳を進めるソーシャルトランスレーションというものが、そして「物を所有しないで、シェアをしていく」Meshというものが、これまでの社会とは違った新しい社会の到来を予感させるものに思えています。僕にとって、Project Meshは「未来の社会の切れ端」のように思えるのです。切れ端でも、それはきっと何か新しい未来につながっているように見えます。

そして「第三の場(third place)」。平たく言うと「仕事でも家庭でもない、第三の場」。
仕事でも家庭でもある程度は決まった役割をこなしたり演じたりする必要があるけど、それだけだと少し窮屈になるときもあります。そんな場面で「好きなことをやって、自由に振る舞い(もちろん、勝手気ままという意味ではない)、できる範囲で貢献できる」場があるというのは、少し大げさに言うと「救い」になるんじゃないかと思います。これまで自分というものを支えていた「仕事」「家庭」。そこに柱が一本増えれば、自分はより安定できるし、仕事・家庭の柱に何かあっても二つの柱の時より安定しています。地域社会が失われたと言われて久しいですが、地域とはまた違ったコミュニティが再生・復活するかもしれない、と感じました。


なお、Project Meshの具体的な活動はまだ本格的には決まっていません。ただ、僕は今後Project Meshのブログ担当の一人としてがんばる予定です。本格的に始動したら、改めてここでもお知らせします。
1/30 ブログ初めました。

とりあえず、プロジェクトは3月末まで。人数も多いので、今後課題とか出てくるとは思いますが、乗り切っていける気がしています。僕は心配性なんですが、珍しいです。
きっと、「自分ができなくても誰かが何とかしてくれる」という、他人任せとは違う他力本願という信頼があるからでしょうね。