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今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

読書会に参加してみました

生活 考察 書評

本日、@kz_nomuraさんからのお誘いを受けて、読書会に参加してみました。
今回の課題図書は「グランズウェル」。

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)

グランズウェル ソーシャルテクノロジーによる企業戦略 (Harvard Business School Press)

なんか名前を聞いたことあるな、と思ったら「シェア」の第二部が「グランズウェル」というタイトルでした。それもそのはずで、この本の副題は「ソーシャルテクノロジーによる企業戦略」。シェアを語るうえでソーシャルテクノロジーは欠かせない要素となっている以上、ソーシャルテクノロジーとどう向き合うかは考えなければいけない話です。

さて、読書会ですが、実は時間の都合上、全部読破しないで向かいました。読んでいたのは第一部と第二部の最初だけ。ですが、それでも参加したかいがありました。ソーシャルテクノロジーがもちらしている様々な影響について、皆さんと「ガチな」意見を交わしてきました。

以下、メモをもとに意見を再構成・箇条書き。

・第一部の「柔術」をもとにした話はわかりやすかった。ちょうど「ドミノピザのイケメンコンテスト」がそれだと思った。あれはグランズウェルに逆らっている悪い事例のように見える。

・グランズウェルを使ってみようという姿勢で読んだら、面白かった。

mixiは、狭い中で自分で自由に情報をコントロールできる。それが最大の欠点であり最大の利点。招待制じゃなくなったのはどういうこと?知り合いからの招待じゃなくなったのは社会に定着したという現れ?⇒小金稼ぎの結果、思想が崩れたと思う。

・女性と男性の違い。女性はオープンにすることによるデメリットが多い。パブリックはFacebook、プライベートはmixiというすみわけができるかも。Facebookはスピードが早い。
・デバイスは重要。ハードウェアの活用が鍵。
・いっぱいSNSができると、時間とお金が奪われる感覚がある。⇒「時間」がこれから鍵になるのか?

・企業アカウントを作ったことがあるけど、目的を設定してなかった。もう一度再設定が必要だと思った。

・某省庁で起こった出来事。掲示板で議論してて、若い研究者に掲示板を使ってもらうつもりだったが、その掲示板について議論するTwitterの方が大盛り上がり。

・企業側がルールを押し付けた時点で、優秀な人材はいなくなる。優秀な人材は縛られない。
・ソー活がリクナビを宣言したのは衝撃。リクルートは企業コンサルを狙っていると思う。
・企業は巨大な装置になりつつあると思う。人がどこで働くかは大きく変わる?


意見を集約したりまとめようかとおもったけど、やめました。とりあえず箇条書きにしてメモとして利用します。ここから着想が生まれるかもしれないので。

あとは、最後のほうで「マネタイズがカギ」という言葉が気になりました。
もちろんマネタイズは大事で、お金にならなければ企業は動かないでしょう。ですが、それこそが企業と個人の大きな差なのかもしれない、と思いました。企業と違い、個人はお金にならなくても動きます(損することになったらさすがに動かないと思いますが)。しかし、一つ一つの活動の規模は小さく、時間もかかります。


「学生の武器は時間、社会人の武器はお金」と聴いたことがあるのですが、これって個人・企業に変えてもあてはまる気がします。お金の代わりに時間をかかる個人と、時間をお金で買う企業。
もしここで、企業がお金でパワーを買うのと同様に、個人が時間でパワーを買うとしたら?
1人が1000時間でかかる作業が、1000人が1時間でできたとしたら?

この辺の考え、もう少し詰めたいですね。そもそも「お金って何?」という根本的な問いが出てくるんじゃないかと思っています。そういう意味でも、このグランズウェルという流れは社会を変える巨大な流れになりつつあると思いました。

この「グランズウェル」、今起こっている「シェアビジネス」などソーシャル的な活動を考えるうえで必読だと思います。ProjectMeshのメンバーも是非!

それにしても、楽しい読書会でした。また新たな出会いや動きの予感もしてきました。改めて、主催&お誘いいただきまして、本当にありがとうございました。> @kz_nomura さま