ラングリッチのスピークリッチを一通り受講を終えました。全21レッスン。
発音の仕方のコツやチェックなど、自分ひとりじゃできないことが学べて本当に助かりました。もちろんこれで終わりなんてことは無くて、これから自分でどんどん練習していかなきゃいけないんだけど。今後は発音練習を続けて、適宜チェックしてもらう、というスタイルが主流になると思います。
さて、発音レッスンを一通り終えて、どれだけ上手になったのか?試してみました。
使うのは、iPhoneのDragon Dictationというアプリ。マイクに音声を吹き込むとその音声を拾って文字に起こしてくれるソフト。かなりの高性能、お勧めです。
Dragon Dictation 2.0.7(無料)
iPhone、iPod touch および iPad 互換 iOS 4.0 以降が必要
Dragon Dictation 2.0.7
カテゴリ: ビジネス
価格: 無料
更新: 2011/01/25
そこで、このアプリの設定を「英語」にします(アメリカ・イギリス・オーストラリアが選べるけど、とりあえずアメリカで)。そして発音することで、正しく発音できていれば正しく表示されるはず、というわけ。
単語リベンジ
まずは、レッスン受講前にチャレンジしたものの、どうしてもできなかった単語をやってみました。
apple.
簡単じゃないか、という人。Dragon Dictationをダウンロードして、吹き込んでみてください。大半の人はappleと表示されないはずです(願望含む)。僕がやった時は、Afterとか表示されたし。
LとRの発音ができてないことが露わになった、意外と手強い単語です。
発音しました。
できたーーー!!一発クリア!!正直これだけでも嬉しいです。何回やってもできなかったのに、一発でできるなんて。
勢いにのって、次々にできていなかった単語を試しました。
・water
・tradition
・decision
・volcano
・fragrance
そして結果は、
water
frozen
decision
volcano
cerebra
3勝2敗でした。うーん、なんでfrozenになるんだろう?
できなかったtraditionとfragranceは何回も試しましたが、ダメでした。traditionはdrugs onになるし(ゆっくり発音すると、文としてみなされる?)、fregranceは10回やって全部'forever'って解釈されました。*1
fとvの発音、dとtの発音は何回か先生に指摘されたけど、まだまだ練習が必要なようです。
フレーズチャレンジ
単語は正しく認識はされましたが、実際に話すのは当然文章。というわけでチャレンジしてみました。文章はこちら。
This is a pen.
古来より伝わる、伝統ある英文です。タップして吹き込むと、
Did you got bad.
一つもあってない……orz
少しゆっくり発音して、一語一語を正確にした方が拾ってくれるかな?と思いゆっくりめに発音した結果、
D's ease up there.
全部微妙に違う……orz
その後何回チャレンジしても、表示されるのはbandとかdooziedとか見当違いの単語だけで、例文に使用されている単語はとうとう一度も出てこないという惨憺たる結果に終わりました。念のため、一語ずつ単語で吹き込んでみると、'This' 'is' 'a' まではうまくいくのに、'pen'だけなぜか全く拾ってくれませんでした。'good'だの'that'だと、どうしてこうなるのかさっぱりわかりません。あまりにイライラして最後の方は「ペン!!!!」と叫び気味になってしまいました。
気を取り直し、フレーズを変えて再チャレンジ。
I was a child.
んで、結果は
I was outside.
ああっ惜しい!!もうちょっと!!
……しかし、この「もうちょっと」の壁は厚く、10回以上'I was outside.'を表示するはめになりました。
この後もフレーズを変えてみましたが、結局一つもうまくいきませんでした。
ネイティブにはそれでも通じる?
開き直り、というわけではありませんがそれでもネイティブにはある程度通じるんじゃないかと思っています。文脈があるので、子供の話をしてて'when I was ○○'と聞こえたら、outsideではなくchildと解釈してくれるでしょう。発音の聞き取りには、バイアスがかかっているので(どこかに出典があったはずだけど忘れた……)。
ともあれ、発音はがんばれば改善できるし、それでもまだまだ修行が足りないことがよくわかりました。引き続き頑張ります。今までフォニックスやってたけど、今度は英語耳やってみようかな。レッスンの内容、英語耳の方が近いし。
*1:'forever'って発音したら、正しくforeverと認識してくれました。明らかに違う発音のはずなのに。