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今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

義母がソーシャルメディアに参加できない理由

 新潟から義母が来たので、お茶を飲みながら話をしました。そこで印象的だったのは「これからの社会は若者が主導になっていろんなとことコラボ(とは言ってないけどそういうニュアンス)していかないと」「上の人間は都合が悪くなったら逃げるだけ、下から変えて行くしかない」と言われたことです。やはり世代を問わず、考えることは同じなんでしょうか。なんとなくですが、若者が感じているような閉塞感を義母も感じているのかも、と思いました。少なくとも、「若いヤツがんばれ、俺たちシラネ」というニュアンスはありませんでした。さらに義母は続けます。
 「そういった、同じような考え方を持ってるコミュニティが欲しい。カルチャーセンターでダラダラ愚痴るだけなんてヤダ。」
 話を聞けば聞くほど、ソーシャルメディアにうってつけの人物と感じます。しかし、義母はパソコンが苦手で、twitterfacebookといったソーシャルメディアはおろか、いわゆるネットサーフィンなどのインターネットを利用していません*1。パソコンがソーシャルメディアへ参加するための障壁になっています。



パソコン、キーボードという「負の遺産

 義母は冬に妻とiPad見に行くと話をしました。夏ではありません。パソコンとかそういう話を聞くだけで頭が痛くなるから、らしいです。直感的にわかりやすいというiPadですら、この反応です。単にiPadに触ってないからそう言うのだとは思うけど、パソコン・キーボードのイメージがまだ強く残っています。キーボードというデバイスが果たした負の影響。デバイスのもつ影響力を実感しました。
 キーボードは、使い込めば使い込むほど馴染むけど、初心者にはハードルが高いです。僕は、時代が進めばキーボードに慣れた世代が増えるから、デジタルディバイドとかパソコンに慣れてない人の問題は自動的に解決すると考えていましたが、今日の話で違うと考え直しました。一定数の脱落者が生まれる以上、世代が変わってもデジタルディバイドはなくなりません。

時代が変わるためには、デバイスが変わることが必要

 これからやるべきは、デバイスの多様性であったり、革命的なデバイスが生まれることだと考えてます。iPhoneiPadが売れたのは、やはりデバイスがこれまでと違っていたからです。iPadは魅力的ですが、デバイスの多様性という意味ではまだ足りません。iPad以外にも色々な形のデバイスが出てほしいと思います*2。幸い、クラウド環境が整いはじめたことで、新しいデバイスが生まれるための下地は出来ています。
 ただし、パソコンなどの既存のデバイスに慣れていない中高年を想定して「中高年にやさしい」などと、「中高年」というフレーズを基に開発されたデバイスはうまくいかないでしょう。中高年を見下し、「使いこなせないから」と、機能の削減を行うからです。そういったデバイスは発展性が無く、使ってて味気が無くなります。以前tu-kaが「話せりゃええやん、電話やし」とシンプルケータイを出したけどうまく行かなかったのは、これが原因だと思っています。シンプルと機能が少ないはイコールではありません。


 似た問題意識を持ってる人と繋がりやすいのがソーシャルメディアなのだから、若者だけでもなく中高年にもどんどん使ってほしいと思います。それだけに、多様なデバイスの普及は急務。義母と話してて、そんなことを考えました。
 それでは、また。

*1:義母の言葉を借りれば「インターネット持ってない」。

*2:その意味では、ガラケーはデバイスとしてはよくできていると思います。