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今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

物思い・カツカレー・人狼ゲーム 〜Kyoto Chialthonの体験共有〜

生活

11月3日にKyoto Cialthonに参加してきました。

シャルソンの魅力などについてはすでに色々なところで書かれているので、ここではあくまで自分の感じた事を中心に書くことにします。

体験を共有するソーシャルマラソン

シャルソンとは何ぞや、ということを簡単に書くとこんな感じです*1

通常のマラソンとの違いは?
【通常のマラソン】
タイムを競う。
スタート地点、ゴール地点、スタート時間、コースが決められている。
参加者は給水ポイントで水を補給しながら走る。
走ってゴールを目指す。
【シャルソン】
体験を競う。
スタート地点、ゴール地点が決められている。
スタート時間、コースは自由。夜のパーティーに間に合うようにゴールする。
参加者は給◯ポイントで食べたり飲んだりスマホを充電したり話したりして楽しむ。
走ることが基本だが、歩くもよし、自転車に乗るもよし、電車やバスに乗るもよし。
■給◯ポイントとは?
シャルソンの協賛スポット。
給水するだけでなく、ご飯を食べたりビールを飲んだりスマホを充電したり、
お店の人や他の参加者とコミュニケーションをとったりする場として、主催者側があらかじめ設定する。
それぞれの場で補給するものが多様なので、シャルソンではこれを給◯ポイントと呼ぶ。

僕は運動が好きではありませんでした。特に球技を中心とした団体戦スポーツは、足を引っ張って迷惑をかけて皆から責められるなど、いい思い出がありません。しかし、そんな僕にとっては、シャルソンというのは運動嫌いを何とかしてくれそうな種目だと感じました。時間内であれば自分のペースで走っていいし、距離のノルマもありませんし、自転車や公共交通機関を使ってもOK。
ということでシャルソンに初めて参加したのが2年ほど前で、思ったより頑張ることができて10km程度走ることができました。とはいえその時は、あまり給○ポイントを回る事はできませんでした。そこで今回は、せっかく京都に来たのだし色々巡ってみようと、思い給○ポイントを中心に回る事に決めてスタートしました。

まずは、京都駅近くのレンタサイクル屋さんまで自転車を返却するため*2 、京都駅へと漕ぎ始めました。

京都御所の物思い


途中に寄った京都御所。天候が良かったら寝そべってしまうような場所でした。あいにくの天候でしたが、家族連れや外国人観光客で賑わっていました。シャルソンじゃないけどランナーも。家族連れ、カップル、一人でぶらぶらしている大学生、地図を見ながら目的地を確認する外国人達。


あの人達、みんな悩みを抱えていて困っている事もあるだろうに、何であんなに楽しそうなんだろう。悩みとかどうやって処理してるんだろう。
そういえば、心配事とか何も無くて何も考えずに楽しい気持ちになったのっていつだったっけ。いつになったらこういう風に悩まなくて済むんだろう。そういえば、ああやって公園とかで遊んだ記憶がほとんどない。外で遊ぶのがそもそもあまり好きじゃなかったな、子供の頃から。そのせいであまり友達ができなかったんだっけ。


そんな考えが頭を巡って行くに連れて、僕には京都御所にいる人々がなんだか遠くに思えました。なんでいきなりそんな事を考え込んでしまったのかは良く分かりません。天気が悪かったり、仕事で気になる事があったりと思い当たる事はあります。ただ、いずれにしても僕は京都御所にいる人々を横目に、京都御所を横切りました。せっかく観光に来たのに、その事を気にも留めませんでした。


京都御所を抜けて京都駅近くのレンタサイクル屋さんで自転車を返しました。ひとまず給○ポイントを目指そうと思い地図を確認。給○ポイントには色々な特典があります。ビールが安い値段で飲めたり、ケーキがあったり、先着15名様限定でカツカレーが500円で食べられたり
先着15名様限定カツカレー500円?




ダッシュでEarl'sというバーへ到着。すでに他の参加者もいました。息は上がりましたが、3500円もしないカツカレーとビールはとてもとても美味しゅうございました。店内で記念撮影をし、次の給○ポイントである京都まなび舎へ。一緒にカツカレーを食べた方と走って向かいました。小雨が降っていたので激しい雨にならないか心配でしたが、無事到着しました。


京都まなび舎に向かった理由はこれです。

人狼ゲーム。
シャルソンのスタート時、主催者の山戸さんから「絶対タウンさんに教えないと!と思った」と言われました。twitterやFBで人狼の事ばっかり書いていたからでしょう。「情報を集めたかったら、その事に関する情報を発信すれば自然と情報は集まってくる」という言葉を聞いた事がありますが、こんな形で実感するとは思いませんでした。*3
というわけで人狼ゲームに参加しましたが、給○ポイントは他にもいっぱいあるし、まだここは2カ所目なのであまり長居はできないだろうな、とちょっと残念に思いつつ参加しました。



ゲームの結果は、おかげさまで全勝。全て村人だったのですが、推理と的確な予言者のおかげです。約4時間4ゲーム、楽しませていただきました。気がついたら、ゲームを始めてから4時間、現在の時刻は17時30分。シャルソンのゴール時刻&パーティー開始は18時。
人狼を一緒にやってくださった皆様と別れを告げて慌ててタクシーを拾い、Khaosan Kyoto二号店へ向かいました。こうして僕のシャルソンは終わりました。立ち寄った給○ポイントは、たったの二カ所でした。

体験を競う事で得られる発見

京都で暗い物思いに耽り、たまたま居合わせた初対面のシャルソンメンバーと一緒に話しながらカツカレーを食べて、たまたま別のイベントで開催されていた人狼会に「東京から来ました」といって混ざってどっぷり楽しみました。
シャルソンでやった上記の内容を説明するなら、2回ツイートすれば済みます。ただ、「体験を共有」するためにはtwitterだけでは足りませんでした。なんとか自分の体験した事を写真で表したり、文章で表したり、実際に誰かに会って喋る必要がありました。そのために、僕は久々にブログを書きました。この文章が体験の共有になっているかどうか、まだ自信がありません。それでも、僕はシャルソンをやったその時の心情や風景をどうにかして記録しておきたいと思ったのです。
人と出会う事、場所を訪れる事、ついでに運動したい人は運動ができる事、そして新しい何かを発見すること*4。シャルソンの魅力はここにあると僕は考えています。
シャルソンは地域振興の側面として取り上げられる事が少なくありません。給○ポイントは魅力ですし、事実自分が知らなかった京都の楽しいスポットを知る事ができました。しかし、参加者としてのシャルソンの魅力はそれだけでありません。他の参加者の方も含め、「今そこにいる人」と沢山話せるチャンスがあるという事、そこに新しい何かを発見するための鍵がある。そう思います。京都に旅行に行って、(同じ観光客も含めて)京都の人とこんなに話したのはこれが初めてです。そしてその事を通して、自分が何が好きか、あるいは何者なのかの再発見もできたのかな、と感じています。
走ってカツカレーを食べて人狼で遊ぶ。これだけなら京都に限らずできる場所は沢山あるでしょう。しかし、11月3日にやったこれらのことがKyoto Cialthonでしかできない体験だったのか、と聞かれたら答えはYesです。カツカレーを一緒に食べた参加者、人狼を一緒にやったプレイヤーおよび主催者、これらの人々はKyoto Cialthonに参加しなければ出会う事は無かったでしょう。Cialthonは「体験を競う」ことが趣旨ですが、体験を競う事は同時に体験を分かち合う事であり、だからこそその日に人と出会う事が大事になる。そんなことを思いました。

それでは、また。

*1:もっと詳しい説明はこちらこちらをどうぞ。

*2:シャルソンは自転車もバスも全てOKですが、せっかくなので走るつもりで返しました。でも給○ポイントを回るんだったらそのまま借りた方が良かったですね。

*3:ちなみに、前日にはベーコンラボという自習室でゲームマスターなどのレクチャーをしていました。ベーコンラボでも人狼ができるらしいので、この辺りも後日ブログで書く予定です。

*4:大抵の場合「再発見」になるのではないかと個人的には思っています。