元旦は特に何も用事は無かったのだけど、一日中家にいるのもちょっと心寂しくなったので、地元の浅草を歩いた。
仲見世通りは通行止め。夜の浅草は店が閉まるのが早いのでこんなに人が多いのを見ると、正月だなあと感じる。
屋台で買った甘酒をちびちび飲んで暖をとりながら、雷門まで歩きオレンジ通りへ向かう。
舟和がリニューアルオープンしていた。いつもの間に、と思っていたら横の店で味噌汁の試飲を勧められた。甘酒も無くなり暖を取りたかったこともあり、断る理由が無かった。味は良かった。試飲用に濃すぎないように調整はしているのだろうけど、口当たりがよく路地で飲むにはぴったりだった。
店の名前は失念してしまった。後日、追記する。みそネーズなど味噌の専門店として意欲的な店だった。
ローヤル珈琲店の存在を知らなかった。ホットサンドはとても魅力的だったが、夕飯の時間が迫っていたので断念。今度、休日にゆっくり本を読むときに行ってみようと思う。
浅草メンチカツ。思い出したようにメンチカツが食べたくなる時があるのだけど、肉汁が溢れ過ぎることを除けば良いメンチカツ。屋外で食べるメンチカツは、中が熱くてハフハフ言いながら食べるのが譲れない条件。ビールの誘惑が激しかった。
たまたま自転車が壊れていたこともあり浅草を歩いて回ったのだけど、思ってた以上に知らない店があった。そろばん専門店は買うことは無いけど、面白い店を発見したという意味では有意義だったと思う。浅草は観光地だから面白い店が多い、というのはあるにせよ。
そういえば、街を無心で歩いたことって殆ど無い。大体目的地が決まっていて 、そこへ行って戻るだけだった気がする。銀座をぶらぶら歩いたのはいつだったか。銀座以外の街をぶらぶら歩いたのは、確か西川口がチャイナタウンになったと聞いて行ったぐらいか。
一度、街をアテもなく歩いてみよう。
帰り道満月が随分はっきり見えたので撮った。どうやらもうすぐスーパームーンらしい。天体は普段興味ないくせに、こういうのはウキウキしてしまう。大きな月は少し怖くて魅力的。