今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

20200712 プールとクイズと祝勝会

  午前中はプールに行って泳いだ。1.2キロ。

  東京都の感染数が200人を超えた。6月から通っているジムが再開されたか、いつ緊急事態宣言が出て再び通えなくなるかわからない。だから、できるだけ今のうちに通い、少しでも体を鍛えようと考えている。ただ、過去の報道でジムから感染者が出ていると考えると、まだ感染リスクの低いプールの方がいいのではないかという思いもあり、しばらくはプールで体を鍛えるつもりでいる。もともと水泳は(あくまでスポーツの中では、という但し書きはつくものの)嫌いではない。身体としても、瞬間的にキツイ筋トレよりは、マラソンや水泳などの持久力を必要とするスポーツの方がおそらく向いている。だから、これで良いのだと思うことにする。ただし、筋肉がついてしっかりしたプロポーションができあがるイメージをつけずらいので、念のために腕立て伏せもしている。

 

  昼からはオンラインによるクイズ大会。Nagaya Quiz Arenaというサイトが有ることを知る。ウェブブラウザで早押しができたら楽だろうなと想像したことはあったけど、すでに実装されているとは思わなかった。Zoomで接続しながらオンラインでクイズ大会をやるというのは、コロナ禍ならではの遊び方だと思う。

  僕は高校と大学でクイズ研究同好会に所属をしていたが、それほど強い部類ではなかった。そのこともあり、卒業して社会人になってからあまり積極的にクイズには関わってこなかった。社会人になってからも、ゲームセンターのクイズゲームや社会人サークルにたまに顔を出して遊んでいたが、私事の都合が重なったり人狼やバックギャモンなど別の趣味を優先させた結果、クイズをやる機会は少なくなった。

  しかし、最近になってクイズ界隈の有名人が謎解きや人狼について言及したり、実際に遊んでいる様を見るようになった。Youtubeや地上波でもでクイズ王が出演するなど、明らかにクイズ界隈での有名人の露出が増えており、クイズ界隈の勢いが増していると感じる。それに伴い、趣味の人狼界隈で再びクイズが流行りだしてて、ここ最近はお誘いを受けて参加することが多くなっている。クイズに興味を持ち出したのは「アメリカ横断ウルトラクイズ」からだから、30年以上はクイズに関わっていることになる。あまり強くなく、もうやることはないのだろうなと思っていたが、「縁」というものの不思議さに唸っている。

 

  主催のたかいさんによるクイズ大会の形式はラウンドごとに形式が変わるクイズ。基本は早押しクイズだけど、多答クイズやボードクイズなど、バラエティに富んでいた。押し負けることも多かったり、知識自体が足りずに答えられない問題も少なくなくブランクを実感した。しかしそれでもなんとか食らいついた結果、最後はペアプレイの相方によるラッキーパンチに助けられて、優勝できた。

 

  実は涙が出るほど嬉しかった。

  30年以上続けていたクイズ大会で優勝できたのは、これが人生で初めてだったからである。

 

  高校と大学でクイズ研究同好会に入っていたのは、クイズがやりたかったから以上に、友達が欲しかったからだった。趣味が合えば、友達が作れるのではないか。クイズが強ければ、友達が作れるのではないか。僕にとってクイズは、自分以外の他人とつながるツールの一つだったのかもしれない。

  しかし結局、僕はクイズで友達をつくることはできなかった。僕はクイズが対して強くなかった。僕はそもそも友達の作り方を知らなかった。クイズは大した実力もなく、強いクイズプレイヤー同士が仲良く話しているのを遠くから見ているだけだった。僕にとってクイズとは、楽しいは楽しいけどモヤモヤした気持ちが残る遊びになってしまった。

  そういう意味では、僕はクイズをそこまで好きではなかったのかもしれない。実際、今はもうバックギャモンや人狼の方に時間を割きたい思ってしまっている。それでも、真剣に楽しくプレイして初めて「優勝」という結果を出せたことで、ある種の気持ちの供養ができたことは事実である。

  今後クイズをプレイする時は、また新たな気持ちでプレイができると確信している。

 

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  クイズ大会が終わった後のオンライン飲み会の様子。Groin Groinで買ったローストポーク、銀河高原ビール、野菜の蒸し焼き、スライスチーズなどを揃えた。人生初のクイズ大会優勝のお祝いだとばかりに、豪勢なローストポークを買った。オンラインの飲み会はテイクアウトできるものや自分で調理できるものなど、おつまみは限定されてしまうものの、いろいろな店から持ち寄れたり、自分のペースで飲み食いができるので、今のところは対面の飲み会より満足度が高い。

  ローストポークは本当に美味しかった。一番高い値段のローストポークはまあまあいい値段がしたけど、また食べる機会が作ることができたら良いなと願っている。

20200711 エヴァ謎解き・復活のメーヤウ・ダークナイト

  お誘いを受けて、午前中は東京ミステリーサーカスへ。公演は「崩壊するネルフからの脱出」。 

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  ネタバレ禁止公演のため詳細を書けないのが残念だが、最後の最後で詰まって脱出できなかったのが悔しい。最後の謎を解くための手がかりはあったし、偶然解ける可能性もあったこと考えると、ちゃんと足掻くこともできていなかったことがわかったので、余計に悔しい。

 

  友人達と別れ、西早稲田のメーヤウに。

  メーヤウは学生時代からの行きつけのカレー屋で、惜しまれつつ閉店してしまったのだけど、クラウドファンディングが成功し(もちろん支援した)、7月に復活したので、行くことに。

   経緯などの詳細はこちらを参照のこと。

r.gnavi.co.jp

  店内で食べたかったけど、残念ながらコロナの影響でテイクアウトのみのため、チキンカレー持ち帰り、戸山公園で食べる。

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  チキンカレーは本当に辛かったけど、美味しかった。辛さを我慢しつつ一気に食べるあの興奮が蘇った。

  ポークカレーもあるので、次回はポークを注文する。

 

  その後図書館に寄り本を読んでいたところ、鞄の中に東宝の株主優待があることに気付いた。本来は5月末までの期限だったが、調べてみたらコロナの関係で有効期間が7月まで延長されたのこと。急いで映画を観ようと、日比谷へ向かう。

 

観たのはダークナイト。

eiga.com

   評判が良いことは知っていたので、復活してくれたのがありがたかった。上映は二時間半でちょっと長く感じたが、「これでもか」とジョーカーがバットマン達を翻弄し、底知れぬ悪意をむき出しに対抗する様に目が離せなかった。バットマンの悪役であるトゥー・フェイスのことは知識だけ知っていたが、トゥー・フェイスの誕生の経緯は、心が重くなった。ハービーが顔半分に火傷を負い、「ナイト」では無くなるのは、胸が締め付けられた。人は栄光ある高い場所から落ちるとダメージを受け、「実際以上に」沈みこんでしまう。人間の反転は、おっかない。

  作中でジョーカーは「計画なんかない」と話していたが、巧みにレイチェルとハーヴィーを分けたり、フェリーに爆弾を仕掛けて押すかどうかを決めさせるのは、どう考えても計画的であると思わざるを得ない。

  とにかくジョーカーは人々を分けたがる。分けて、お互いがどう何を考えているのかをわからせないようにする。この続編のダークナイト・ライジングやジョーカーは未見だが、どちらも映画館で見たい。あの緊張感は映画館だからこそ味わえた感覚だったと思うから。

 

  映画を見るようになったのはここ2・3年で、あまり映画の感想と書くのに慣れていない。各シーンの映像の心や音楽、俳優のセリフや表情など、あるいは過去の映画の話や裏話など、本以上に感想が多岐に渡ること、(DVDソフトならできるけど)見返すことが本より難しいから、正確な記述ができにくい、というのもある。それでも書き続ければ、少しは自分の言いたいことや感じたことを書き表せるようになるのだろうか。

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タンドール料理 ひつじや」の二色カレーとタンドリーチキン。

  頼んでから昼もカレーだったことを思い出したけど、カテゴリが違うから、これで良いと思い直した。残念ながら映画館の特典の割引対象外の店だったけど、まあ美味しかったのでいいやと思い直した。

 

リモートワークの強い味方、スパイスカレーの作り方を覚えた

  5月からスパイスカレーを作っている。

  以前にスパイスカレーに興味を持ったと書いたけど、自粛生活が長く続くことを考えると、やはり作り方を身につけておくことは悪くない。緊急事態宣言は解除されたけど、幸いなことに会社はリモートワークの継続を認めてくれているので(というより、原則リモートワークで会社には来るなと言われている)、当分は自宅で仕事をすることになる。つまり自炊がしやすくなるわけで、そうなるとスパイスカレーの作り方を覚えておくメリットは高い。

  

 

  先日購入した「スパイスカレーを作る」をもとにスパイスカレーを作る。本書の良いところは、「どういう工程でどういう工夫をすれば味が変わるのか」「どのタイミングでどのスパイスごとを投入すべきか」が理論立てて解説されており、非常に理解しやすいことだ。

 

  まずは、スタンダードなスパイスをベースに作ってみる。 

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  油を敷いてクミンシードを入れる。試しにカルダモンシードも入れて、弱火で香りが出していく。最初に香りを出すのはシード系の大きなスパイス。


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  しばらくするとクミンシードとカルダモンの良い香りが漂ってきた。この時点でスパイスカレーのイメージが浮かぶ。スパイスカレーを作って正解だったと思える。
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  スライスした玉ねぎを炒める。玉ねぎはカレーのベースとなる野菜であり、炒め方の加減によって味も変わる。今回はスタンダードにきつね色になる位まで炒めたが、もっと濃い「ヒグマ色」になるまで炒めるとコクが出て違った味わいになる。


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  炒め終わったら、ホールトマトを手でつぶして一緒に煮る。トマトは手で潰し、ひたすら水を飛ばしていく。ただし焦げ付かないように注意しながら慎重にやっていく。


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  水気が抜けてペースト状になったら、いよいよメインのスパイス投入。今回投入するスパイスは、

  • ターメリックパウダー
  • レッドチリパウダー
  • パプリカパウダー
  • クミンパウダー
  • コリアンダーパウダー

  の5つ。味付けも含むスパイスはシード系ではなく細かいパウダー系。塩を小さじ1入れたら、ペーストとスパイスを混ぜ、木べらで軽くかき回しながらスパイスに火を通すと、スパイスの香りが漂ってくる。完全にカレーになっている。

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   スパイスの香りが出たら水分を入れて伸ばし煮込む。今回試したのは、水とココナツミルクの組み合わせ。ココナツミルクは使った事が無かったけれど、本にやり方が書いてあり、一度挑戦しても良いだろうと思い、チャレンジ。


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  ココナッツミルクで柔らかい色になったカレーに、焼いたチキンを入れる。「チキンを事前に焼く」という方法はやはり本から学んだのだけど、これなら煮込む時間は短くてよいしチキン自体の味もしっかり馴染んでいた。


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仕上げにガラムマサラを小さじ1/2入れて完成。


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  はじめてのスパイスカレー。

   ココナッツミルクの風味とチキンの旨味が非常に良いバランスだった。普通のカレーを作るよりも多少手間はかかるが、これなら自分で作って食べるだけの価値はある。

 

  スパイスカレーで特に気に入っているのは、以下の2つ。

  • 本当に味や香りが自分で調整できるので自分の好みのカレーが作りやすい
  • カレールーと違って油分を控えめにでき、胃もたれしない

  凝るとついつい止まらなくなってしまう性分なのだけど、スパイスカレーはスパイスの種類が多く、趣味としては悪くない。また、カレールーは油分が多いけど、スパイスカレーは最初のスパイスを出すところでしか油を使わない。なので、相対的にスパイスカレーのほうがヘルシーだし、実際食後に胃もたれもしない。おそらくカロリーも少ないと思われるので、在宅勤務で太りやすくなっている自分にはピッタリである。

 

 以下、スパイスカレーを作った記録。

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  ココナッツミルクが余ったので2回目のチャレンジ。少し苦味が強かった。たぶん最初のスパイスを入れるところで間違えたと思われる。

 

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  ほうれん草を入れてサグチキンカレー風に。

  野菜の甘さが良かった。スタンダードな味付けにしたけど、これならもっと優しい感じのスパイスを使っても良かったと思う。

 

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  チキンに夏野菜を入れたカレー。見た目は普通のカレールーを使ったものと遜色ない。これで野菜が食べられるのであれば、普通のカレーよりもこちらの方が好み。今年の夏はこればかり食べる予感がする。

 

 

  最近は日曜日にスパイスカレーを作ることが多い。特にそうだと決めているわけでは無いのだけれど、少しまとまった時間を取れて一気に作り、自炊の時間が取れない平日に、温めるだけで食べられる美味しいスパイスカレーがあるというのは、精神衛生上大変良い。

 今度スパイスカレーを作るときは、辛めのカレーを作り、ビールと一緒に食べながら笑点を観ることに決めている。

マンスリレポート6月分 -久々に仕事が大嵐、新しい生活の匂い-

  今年ももう半分が過ぎたというのがあまり信じられません。今年はトピック盛りだくさんなのに、こんなに早く時間が過ぎ去るというのはやはり歳のせいなんでしょうか。

townbeginner.hatenablog.com

6月のキーワード。

6月:隠者・正位置

キーワード:内省思慮・深さ・静かな暮らし・真実を求める・不言実行・1人で過ごす時の中で光明を得る・内的成長

  6月は正直なところ、仕事以外何もしていなかったという感想しかありません。仕事(プロジェクト)はやりがいのあるものでしたが、とにかく期間が短かったため、稼働を上げてデスマーチ的に乗り切らざるを得ないプロジェクトでした。

 

  …きつかった。

 

  一段落はしたものの、まだまだ継続的な改善が必要そうで、今ほどでは無いけど忙しい日々はもう少し続きそうです。

  今月が仕事に忙殺されたこともあり、土日は出かけず読書をしていたことが多かったです。Googleカレンダーで振り返ると、平日は夜に夕飯を食べに外に行く時ぐらいしか外に出ておらず、土日の前半はジムや映画館が営業再開したことから出かけることもありましたが、基本的には家にいることが多かったようです*1

 

  もし仕事が忙しくなければ、もっと時間を取ってブログを書いたり読書量を増やせたので、6月は「内省をした」という感覚はありません。もっとも、時間が出来たら「遊びに行った」ではなく内省への時間が確保できたという発想が自然と出てきたことを考えると、今月は「内省をすること」の重要性を肌で理解できた月だったと言えなくもありません。仕事が忙しい中、無理矢理遊びに行っていたら、燃え尽きていた可能性はあります。

  この1ヵ月を乗り切れた理由を考えると、以下の2つが大きいです。

  • テレワークで通勤時間を省いて睡眠時間を確保できた
  • 1人になって内省の時間を少しでも確保できた

  特に後者は、何もしない「空白の時間」、読書や料理など、1人で何かを黙々とやる「没頭の時間」を得ることで自分の心身の調子を整えることができました。こういった内省のための時間が自分には必要なのだと、今月は学んだ気がします。今後、どうやって内省のための時間を確保するか。睡眠時間も含めて、時間の使い方に気を配ります。

 

7月の運勢はこちら。

7月:カップの7・正位置

キーワード:迷い・混乱・誘惑・手が届かない夢・無力感・コンプレックスを解消したい・現実逃避

 

  ちょっと不穏なカードが出たので解説を読んでみたところ、
「この先自分がどこに向かっていくのか考えあぐねているところに、様々な願望が浮かんできては、主人公惑わせている」
というストーリーらしいです。
来月は、「願望」をキーワードにした、内省の時間を確保することにします。

 

  しかし、本当に1年てあっという間だなぁ。

  いくら世界が激しく動いてきても、自分の体内時間・感覚はそれとは無関係に過ぎ去っていくんだろうか。そんな思いを抱いています。

*1:こういう時、Swarm/

Foursquareをgoogle Calendarと連携しておいて良かったなあと思います。

20200628 嵐の前の小休止

  6月が終わろうとしている。

  6月は文字通り嵐のような忙しさだった。プロジェクトに放り込まれたと思ったら、超タイトなスケジュールで、今日に至るまでブログを書く時間がほとんど確保できなかった。仕事は大体日付が変わるか変わらないか位の時間に終わる上、仕事が常にZOOMを繋いだ状態で行われていたため、音声入力でブログ記事を書くことも不可能。

  デスマーチ・炎上プロジェクトは「プロジェクトが始まった時点から既にそうなることが決定している」という話を聞くけど、まさにそれを地で行くプロジェクトである。明らかに期間が短い。とはいえ、やり切らないことには先へ進めないので、もう一踏ん張りするしかない。

 

  不幸中の幸いというべきなのか、今回はすべてテレワークで進んでいる。もし今回のプロジェクトが、コロナ以前の「普通に出社して作業をする」方式だったらと思うと、ぞっとする。毎日終電までの時間を気にしながら精神的に追い立てられ、場合によっては会社に泊まるはめになり、きちんと睡眠を取れずにテンションが落ちるという状態になることは想像に難くない。少なくともこの1ヶ月、精神衛生をある程度保てたのはテレワークのおかげである。同時に「テレワークは(終電のようにタイムリミットを設けなくてよいから)働き過ぎを助長してしまう」というデメリットも今回よくわかった。

 

  6月になり緊急事態宣言が解除された。繁華街はまだ完全には足が戻っていないようには見えるが、知っている店は一通り営業を再開しているように見える。通っていたジムも無事に営業を再開した。自粛期間中は腕立てやスクワットを仕事の合間に少しだけやっていたけれど、プールやマシンを使うトレーニングは自宅ではできないので、ジムが再開されたのは大変嬉しい。しかし、プロジェクトが忙し過ぎて結局ジムには行けなかった。

  5月ぐらいの忙しさなら、毎日でも通って体を鍛えるチャンスだったのに。悲しい。

 

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  ほうれん草とアスパラガスのチキンカレー。

  以前にスパイスカレーに興味がある書いたけど、買った本が当たりということもあり、スパイスカレーが定番メニューの1つになりつつある。
  今度は時間をとって、スパイスカレーについては改めて記事を書きたい。

20200601-20200607 静かな時間としての通勤・移動

  緊急事態宣言の解除を受けて、街に人が戻ってきたような空気を感じている。「感じている」というのは、所属会社は引き続きリモートワークの継続を宣言しており、通勤の必要が無く、外の様子を十分には知らないからである。ただ、どうしても出社する必要があり、上長の許可を得て1日だけ出社した時、電車にいる人や街にいる人の多さは明らかに緊急事態宣言中のそれではなかった。おそらく感覚としては間違っていないのだろう。

  私はリモートワーク賛成派である。今週の出社も移動時間が本当にもったいなかった。しかし一方で、「移動中」という(多少の例外はあるにせよ)他者から邪魔されない時間がありがたかった。6月から始まったプロジェクトは期間が短く、要するに「火の車」。このような状況だが、電車で移動中は誰にも邪魔されず、仕事内容の整理をしつつKindleで「ダイの大冒険」を読んでいた。これが息抜きになり、出社、帰宅した後の仕事(!)がスムーズに進んだ。

  このことを思うに、リモートワークは隙間を意識的に入れてやらないとパンクしてしまうらしい。息抜きとしての時間は、予定表にブロックとして入れてやらないと調整が追いつかなくなってしまう。事実、上長との打ち合わせで、上長が打ち合わせだらけで頭が追いついていなかったり、別の打ち合わせ内容と勘違いして混乱していた。

  「会議室を移動する」といった、どんなに小さくても「移動」という行為は、頭を切り替えるためのタスクでもあったのだと今になって思う。身体的な行為を通じて、頭を切り替えるためのクールダウンの時間が必要なのだ。移動しなくなり、移動コストを無視して打ち合わせをぴっちり入れてしまうと、頭の切り替えをする時間が無くなり、結果的に効率落ちてしまう。期限が短かったり大量の管理タスクを抱えていると慢性的にそうなる可能性は高くなる。頭が回らなくなる前に、頭を切り替えるための「静かな時間」を確保するよう動くことにする。

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  リモート飲み会での酒の肴として、久々に作った麻婆豆腐。

  麻婆丼として食べるつもりで作った。味はなかなか良かったが、肝心の米を切らしていたことに気づいたため、結局麻婆豆腐をちびちび食べながらビールを飲んだ。これはこれで美味しかった。

 

   アニメ化されると聞いたけど、そういえばちゃんと読んだことがないことに気付いて購入。ストーリーの辻褄合わせなど「走りながら描いた」と思われる構成が見られたけど、その構成を欠点にしないでストーリーのスパイスに仕立て上げているのが素晴らしいと思った。ぜひバランは大塚明夫さんに演じて欲しい。*1

*1:Wikipediaで一作目は石塚運昇さんが演じていたことを知る。石塚バランも良いけど、もう叶わないのが悲しい。

20200601 ジムに行って泳いだ

  6月になり緊急事態宣言が解除されたことを受け、通っていたジムから営業再開の連絡が来た。自粛期間中、自宅で腕立て伏せをしたり公園で懸垂をしてはいたものの、どうしても継続的な習慣にできなかったという焦りもあり、迷まず行くことにした。

  ただ、ジムは感染クラスタとして報道されており、飛沫感染しないよう細心の注意を払わなければならない。自衛策として、

  • 利用するのはプールだけ(プールは殺菌されているのでリスクは低いと考える)
  • 大浴場の利用は諦める(感染リスクが読めない)

  以上二点を守って利用することにした。

 

  雨が降っていた。そういえば今日から6月でもう梅雨の季節かと少しテンションを落としながらジムに向かった。

  ジムの入口では、スタッフがフェイスガードマスクを着用し、カウンターにもビニールシートが垂れ下がっていた。スタッフに非接触型の体温計で体温を測ってもらったが、なぜか認識してもらえずエラー。結局普通の脇に挟むタイプの体温計で温度を計った。36.4度、問題なし。会員証のカードをかざして入室。

   

  ロッカーはあまり人がいなかった。ロッカーを1つ開けて利用する旨の注意書きにしたがってロッカーの端から3番目を利用。

 

  プールの混み具合は、これまでの時間よりは少ない印象。1レーンに1人ずつぐらい。いつものメニューとして、まずは水中ウォーキング100メートルスタート。いつもはウォーキングのレーンに人がいることが多く、距離を調整しながら歩いていたけど、幸い今日は誰もいなかった。安心してウォーキングを行う。快適以外の理由でレーンに人が居ないことを喜ぶ日が来るとは思わなかった。

  予定通り水中ウォーキングを100メートルこなし、スイム用レーンに移る。あいにく人のいないスイム用レーンが無かったので、前の人とぶつからないよう、かつ同じタイミングで端に行かないように、慎重にペースを保ちながらクロールで泳ぐ。最初こそ200メートル泳げたけど、それ以降は50メートルしかで1セットしかできなかった。やはり体力が衰えているなとショックを受けつつ、ジムが再開されたんだから体力を取り戻してやるという意地にも似た感情を抱いて、合計1キロを泳ぐ。
  セット終わりの息継ぎは、エアロゾルの飛沫を恐れ、コースロープフロートのジョイント部分近くの排水溝に向かって呼吸を整えた。どれくらい効果があるのかはわからない。

  クールダウンとして再び50メートルの水中ウォーキングを行い、ストレッチをしてシャワーを浴びる。本当はこの後大浴場に入りたいけど、前述の通り感染リスクが読めないので諦める。

  
  ジムから出ると、雨は止んでいた。疲労感が少し強いけど、予定通り泳げたことで心身がすっきりした。どうか、感染が爆発しませんように、このままプールに通い続けられますようにと祈りながら帰路についた。テレワークと近所のジムの相性は最高だから。

 

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  プールで泳いだ後に夕飯として食べた牛肉青唐蕎麦。蕎麦が美味しかったのはもちろんだけど、そば湯で割るめんつゆは、湿気が多くて微妙に冷える梅雨の天候にちょうど良かった。