2/11(金・祝)、第一回つながる読書会に参加してきました。
僕が参加したの東京会場。ブックカフェ、そら庵さんで行われました。*1
当日の天気はなんと雪。あいにくの天気となってしまい、靴の中に水が入ってしまいちょっとテンションが下がりつつもそら庵さん到着。しかし、そら庵さんのインテリアを見て下がったテンションが元に戻りました。ブックカフェに行くのは初めてだったのですが、かなり楽しそうな場所ですね。一日中過ごしてみたい。
参加者の自己紹介・お勧め本
大学生と社会人の交流、というコンセプトでしたが、当日の参加者11名中、学生は1人だけ。社会人から大学生へと訴求することの難しさが浮き彫りになったと思います。大学生が呼びかけないと難しいのでしょうか。今回の参加者も、社会人はtwitterやfacebbokで知ったという人がほとんどでしたが、大学生はmixiでした。mixiはまだまだ大学生に人気ですね。*2
とはいえ、業種が近くて話に花が咲いたり、おすすめの本に同意したりと会は非常に盛り上がりました。
以下、紹介された本を列挙します。
- 作者: 市川春子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/11/20
- メディア: コミック
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- 作者: ジャック・アタリ,林昌宏
- 出版社/メーカー: 作品社
- 発売日: 2008/08/30
- メディア: 単行本
- 購入: 17人 クリック: 201回
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- 作者: 宮城谷昌光
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1993/09
- メディア: 文庫
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- 作者: 山田詠美
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1997/02/28
- メディア: 文庫
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- 作者: 駒崎弘樹
- 出版社/メーカー: 英治出版
- 発売日: 2007/11/06
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 16人 クリック: 519回
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- 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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- 作者: ピーター・F・ドラッカー,上田惇生
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2001/12/14
- メディア: 単行本
- 購入: 210人 クリック: 8,094回
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- 作者: 美崎栄一郎
- 出版社/メーカー: 青志社
- 発売日: 2011/01/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 11回
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- 作者: 恩田陸
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2006/09/07
- メディア: 文庫
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- 作者: ウンベルト・エーコ,ジャン=クロード・カリエール,工藤妙子
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2010/12/17
- メディア: 単行本
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さすらいの麻婆豆腐―陳さんの四川料理人生 (平凡社ライブラリー)
- 作者: 陳建民
- 出版社/メーカー: 平凡社
- 発売日: 1996/01
- メディア: 新書
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- 作者: V.E.フランクル,霜山徳爾
- 出版社/メーカー: みすず書房
- 発売日: 1985/01/22
- メディア: 単行本
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- 作者: ピエールクラストル,渡辺公三
- 出版社/メーカー: 水声社
- 発売日: 1989/06
- メディア: 単行本
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どれも興味深い本で、twitterで実況しているときも「私もこれ好きです」というリプライがありました。僕のベスト3は、「蝶々の纏足 風葬の教室」「社会を変えるを仕事にする」「もうすぐ絶滅するという紙の書物について」。読む時間どうやって作ろう。
僕のおすすめ書籍
そんな僕が当日薦めた本は以下二冊。
デビット・D・バーンズ「いやな気分よ、さようなら」。平たく言えば、うつ病治療の方法である認知行動療法について詳細に書かれている一冊です。ここ五年間で一番読んだ本です*5。認知行動療法については、ある出来事が人をうつにするのではなく、ある出来事に対する歪んだ考え方が人をうつにする、だから考え方を変えることで治療をしていくという療法です。詳細はこの辺がわかりやすいかなと思います。
「心のフィルター」「全か無か思考」などの、うつを引き起こす認知の歪みとその認知の歪みへの向き合い方は、どのように反論するかという説明も丁寧で非常に良かったです。「腕にカウンターをつける」などのシンプルな実践方法もあり、実際、気分が優れない時に実践することで対処ができました。
分厚い本ですが、実際に読み始めてみると平易な言葉で書かれており、一気に読めました。 認知行動療法が「治療」だけでなく「予防」も可能にする事がよくわかります。
是非一読を。
ちなみに、この考え方を基に、日記をつけられるメンタフ・ダイアリーというサイトもあります。こちらもお勧めです。
- 作者: 島本和彦
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2005/04
- メディア: コミック
- クリック: 47回
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なんと言っても、最終回112対3からの追い上げは伝説に残る展開です*6。ここの
「無理が通れば道理は引っ込む」
「まぐれが10回続いたとき、人はそれをまぐれではなく実力と呼ぶ」
「最後の1点は完全に実力できさまを打ちのめした1打になるだろう!!」
というくだりが大好きです。100点以上つけられているのに堂々とこういうことを言える人になりたいです。
それぞれの本を紹介後、感想を述べてお開きとなりました。プレゼン大会みたいな感じになりましたが、思ったより「読みたい!」という本が出てきました。またこういう機会があったら参加したいですね。一つの本を読んで感想を話し合うのももちろん良いのですが。