10kgの美味しい玉ねぎが届くまで
発端は、1ヶ月前の飲み会でのこと。
「タウンさん、玉ねぎ10kgいる?」
そう友人に聞かれました。曰く、玉ねぎ農園を営んでいる知り合いがいるらしく、普段から料理を作って写真をアップしている僕に紹介したい、とのこと。普通の玉ねぎと違って甘みがあって生で食べられるすげー美味しい玉ねぎだ、風通しのよい所に置いとけば日持ちもする、とセールストークが続きました。
確かに僕は自炊派です。最近こそ忙しくて外食ばかりになってしまっていますが、時間があればストレス解消も兼ねて、家で自分の好きなご飯を作って食べたいと思っています。そんな僕ですが、さすがに10kgの玉ねぎを消費できるほどの大食漢でもなければ、作った料理を食べさせる相手もいません。なので、僕はこう答えました。
「すげー面白そうですね!!ください、玉ねぎ10kg!!!」
そして今週、我が家に10kgの玉ねぎが届きました。
10kgの美味しい玉ねぎを正しく使う方法
さて、届いたからには10kgの玉ねぎを使い切りたいところです。お残しどころか腐らせてしまったとなっては末代までの恥、何より紹介してくれた友人に顔向けができません。とはいえ、10kgの玉ねぎをただ普通に料理するだけでいいのだろうか、とふと思いました。例えばカレーを大量に作ったり、友人に配ったりペースト状にして冷凍保存したりすれば、最終的には10kgの玉ねぎは消費できるでしょう。しかし、それは何か損した感じがしてしまいました。「10kgの玉ねぎが届く」というのは、普段生活している上ではまず発生していない「非日常的なイベント」です。その「非日常的なイベント」を日常の中にただ組み入れて消化して元通りにしてしまうのは、玉ねぎ10kgが届くという驚きや楽しみをかき消してしまうように思えて仕方ありませんでした。
何かこの玉ねぎを使ってできないものか。どうせだったら、何かのきっかけにしたい。
というわけで「玉ねぎ10kgチャレンジ」を考えてみました。以下の条件を全て満たせばクリアです。
●玉ねぎ10kgチャレンジ
1.届いた10kgの玉ねぎを腐らせずに使い切ること
2.玉ねぎをメインにしたレシピを5品追加で身に付けること(オリジナルかどうかは問わない)
3.玉ねぎに関するブログ記事を5本UPすること(レシピ、雑学など内容は問わない)
4.Lang-8にも同様に、玉ねぎに関するブログ記事を5本UPすること
5.玉ねぎ料理をどこかで友人にふるまうこと
1.は前述した通りです。いただいた食材はきっちり美味しくいただくのが筋です。ここを満たすのは最低条件。
2.について、玉ねぎを使った料理はたくさんあります。カレーライスや酢豚には具材として入りますし、ハンバーグやミートソースにはみじん切りにした玉ねぎが入っています。しかし、玉ねぎが主役を担っている料理を僕はあまり知りません。今思いつくのは、オニオンスープとオニオンスライスぐらいです。
あれだけ「美味い玉ねぎなんだよ!!」と言うのであれば、玉ねぎメインの料理を作って身につけてもよいのではないか、と思いました。というわけで、玉ねぎメインレシピの習得です。ただ、いきなりオリジナル料理を作ることはさすがにできないでしょう。というわけで、まずはクックパッて*1、少しずつ身につけて、いつかはオリジナル料理を。
3.と4.は、「失われた習慣の復活」です。昔はブログ記事もやLang-8への投稿もしていたのですが忙しさにかまけてしまい、どちらもすっかりサボっています。特にLang-8はせっかくプレミアム会員になっているにも関わらず、投稿も添削もしていない状態です。元々英語を勉強するために始めたのに、今の状態はお金を払って確実に英語力を減退させている状態です。
そんな失われた習慣を復活させるために一番大変なことは、再習慣化するための「最初の一歩」です。この「非日常的なイベント」は「最初の一歩」を踏み出すためのエネルギーとして十分なパワーを持っています。それを利用しない手はありません。ひとまずこの記事が3.の1つめの記事に、この後Lang-8に投稿する記事が4.の一つ目の記事になるでしょう。*2
個人的には、5.が一番ハードルが高いです。ぼっち気質の自分が何かを主催するというのは、心理的にはとてもハードルが高いです。まず、5.をクリアするためには「玉ねぎ料理を振る舞うこと」という条件があるため、2.をある程度満たしていることが前提となります。そしてある程度の広さのある調理場込のスペース。屋外か屋内かまだわかりませんが、そういうスペースには心当たりがありません。そもそも呼びかけて人は来るのでしょうか?来て、うまく場を回せることができるのでしょうか?これに関しては不安だらけです。ただ、そういう意味ではこれが一番チャレンジらしいかもしれません。現状ノープランでも、気質に合わない(と自分では感じていても)、それが「だからできない」に繋がるわけではないことを証明できるのか。
というわけで、玉ねぎ10kgチャレンジの始まりです。このチャレンジがどんな結末を迎えるかわかりませんが、尻すぼみには絶対したくは無いです。成功するにせよ、失敗するにせよ、やりきってこのブログ上で結末が書けますように。
※感想が知りたいので、リツイートやはてブなどしていただけると嬉しいです。
それでは、また。