今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

立川の映画・新宿の本

 立川シネマシティに行った。目当ては極音の「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」。

 どちらも名作と名高いけど未視聴だったので良い機会だと思い、立川へ。

 

レ・ミゼラブル

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  ジャン・バルジャンとジャベール、どちらも素晴らしくて見ごたえがあった。シーンが進むに連れてどちらにも感情移入する不思議な感覚があった。ジャベールにとって、ジャン・バルジャンは法を破った悪で有り続けないといけないけど、それが保てなくなったことは、ジャベールにとっては天地を揺るがすレベルの話なのだろう。

(ジャン・バルジャンはよく市長にまでなれたなとは思うけど。)

 あと、ファンテーヌ役のアン・ハサウェイが綺麗で良かった。外国映画の役者はなかなか名前を覚えられくて、別の映画でちゃんと認識できるかちょっと自信はないのだけれど。

 

オペラ座の怪人

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立川シネマシティの紹介文で、

 なぜイケメンはいつも愛しき女を奪っていくのか。
 仮面の男はあらゆる才能を持ち、全身全霊をかけて美しき少女に音楽を教えるも、そこにイケメン登場!
 なんという悲劇…なんという悲劇なのだ、これは。どうして愛だけでは、駄目なのか。

 

 とあったので興味本位で観た。その通りだった。怪人ファントムから見たら確かにこう見えるなあ。ただ、最後にファントムが引いたのはあまり納得していない。あそこまでこじらせているのなら、もっと往生際は悪くなる。とはいえ、構成はしっかりしているし、2時間以上の映画なのに全然長さを感じなかったのは面白かった証左だと思う。

 両方共ミュージカルの映画化作品だけど、また観たい。

 

新宿紀伊國屋書店で久々に大量買い

 紀伊國屋書店には魔物が棲んでいる。

 一旦興味のあるジャンルを見つけて、ちょっと試してみようかなと思ったら数冊は簡単に買ってしまう。

はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)

はじめての短歌 (河出文庫 ほ 6-3)

 

 

 

短歌の友人 (河出文庫)

短歌の友人 (河出文庫)

 

 一年前に短歌をちょっと読んでいたけど、離れてしまったのでもう一度読んでみようと思い2Fの文学コーナーへ。穂村弘は名前しか知らなかったけど、よく見る名前だからという理由で購入。 

ユリイカ 2016年8月号 特集=あたらしい短歌、ここにあります

ユリイカ 2016年8月号 特集=あたらしい短歌、ここにあります

 

 

NHK 短歌 2016年 12 月号 [雑誌]

NHK 短歌 2016年 12 月号 [雑誌]

 

 雑誌も試しに買ってみる。

 

読書について

読書について

 

 近くにあったので購入。なんで大学時代に小林秀雄を一冊も読んでいないのか理解に苦しむけど、読まなかったものは仕方が無い。

 「助言は平凡なもの、実行しないから気の利いたものを欲しがってるだけじゃないのか」

 という言葉は苦く感じるが、その通り。

 

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 新宿「Hole Hole」でタコライスとジントニック。

 ひとり飯で酒を頼むことはあまりないのだけど、今日はどういうわけか軽く飲んで本を読む気になったのでカクテルを頼んだ。夕飯時で混んでて長居しにくかったけど、意外と本を読むのに居心地が良かったので、また行きたい。

 

 穂村弘「初めての短歌」を一気に読んだ。実に小気味よい短歌指南書。随分実社会と逆だということを強調していると思ったら、オープンキャンパスの講義を収録したものだと解説で知り納得。穂村弘の選歌は面白そうなので注目する。