くるりの「ワールズエンド・スーパーノヴァ」が発売されたのが2001年。
それから15年が経ってるということに驚きを感じずにはいられない。
「くるりが踊れる曲を出すなんて!」という文脈で評価されていたけど、当時も(そして今も)僕にとっては、「気持ちの整理がつこうがつくまいがお構いなしに時間は流れていく」という事を肌で感じられる曲。
ラフラフ&ダンスミュージック 僕らいつも笑って汗まみれ
どこまでもゆける
いつまでも このままでいい それは嘘 間違ってる
重なる夢 重ねる嘘 重なる愛 重なるリズム
普段はインストゥルメンタルの曲が多くてあまり歌詞には注意を払わないのだけど、
ワールズエンド・スーパーノヴァのこの2フレーズはずっと覚えている。楽しい今とそれが虚構であると言われているようなヒヤリとする感覚、それをダンスミュージック特有のリズムでコーディングして歌い上げる曲。
それがワールズエンド・スーパーノヴァだと思う。
それでも、結局僕らは歩き続けるしか無いのだと思う。
曲のリズムは心臓の鼓動にも似て、歩くことをやめさせてはくれない。
1,2,3でチルアウト 夜を越え僕ら旅に出る
ドゥルスタンタンスパンパン 僕ビートマシン
ライブステージは世界のどこだって
ラフラフ&ダンスミュージック 僕らいつも考えて忘れて
どこまでもゆける