今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

初めての「はじめてのIoT」

  会社で、はじめてのIoTの工作をやる人向けのハンズオン講座をやると言う話を聞いたので参加した。Arduinoを用いてモーターを回したり温度センサーからデータを取得する、ということをするらしい。

  仕事でIoTの話が出てくることが増えたこともあり、一度自分で簡単なもので良いから作って理解しようと試みたことは会ったのだけど、ハードウェアの知識が全く無く、配線がさっぱりわからず挫折していたので、講師にわからないことを聞けるという環境はとてもありがたい。

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  今回利用するIoTキット。中央にArduinoがある他、電池やモーター、温度センサー、そして天敵の配線*1がたくさん。

 

まずはArduinoの開発環境構築。従来はArduino IDEをダウンロードして開発するのだけど、今回はIDEのダウンロードやセットアップに時間がかかってしまうため、「Arduino Create」で開発することに。

create.arduino.cc

 

  Arduino Agent Pluginのダウンロード・インストールこそ必要だけど、それさえ完了させればブラウザでソースコードを書いて実際のArduinoに書き込みできるので、とても便利。Arduino Createにアカウントを作って開発環境をセットアップ。

 

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  ハンズオン資料に沿って必死にブレッドボードに線を刺してモータやArduino・電池を繋いでゆく。一通りつなぎプログラムを実行したけど、(予想はしていたけど)動かない。配線間違っているのかなと何度も見直しても、違いがわからない。しかし、プログラムを見ると違和感が。コートをArduinoの7番ピンに刺しているのに、定数が何故か9番を代入している。まさかと思い7番に修正しコンパイルした瞬間、モーターが動いた!モーターに繋いでいた羽が勢いよく指にぶつかっていたかった…。

   ようやく動いてくれて一安心。ここまでくればプログラムをいじって動作の違いを検証できるので、羽を逆回転にしたり、動作と停止の間隔を変えてみたり。

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  エクストラとして、温度センサーとLEDランプの動作。温度センサー自体は原始的な作りなので内部で計算して割り出していることも有り、取得できる温度データはあくまでおおよその値。それでも、温度センサーに指で触れると2,3度はすぐに上がるので、最初の工作としてはこれで十分。

  上の写真は、温度センサーとLEDランプとモーターを組み合わせ、

「温度が29度以上になったらLEDランプを点灯させ、モーターを回転させる、29度未満はLEDランプを消灯しモーターを止める」

  というシンプルな工作で、ランプを光らせている所。プログラム的には単純だけど、例えば、サーバーが加熱し過ぎないように監視するためのプロトタイプモデルと言えなくもない。「どういう時にどんな動作をさせるか(させないか)」が決めてそれが実現できれば、プロトタイプを作ることはできること理解した。

  余談だけど、これをTwitterに投稿したら爬虫類を飼っている方からすごいというお褒めの言葉を頂いた。確かに熱帯魚など、温度管理をしないといけないペットは少なくない。そもそも、普段燻製をするときも温度管理が面倒くさいなと感じている。温度に関する切り口で考えると、何かを作るヒントがあるかもしれない。

 

本ハンズオンの先生曰く、

「今回の内容はIoTの初歩の初歩」

とのことで、まだまだ先は長いのは間違いない。それでもArduinoに関しては理解が進んだし、大の苦手だったハードウェアについても、ちょっとだけ理解するためのとっかかりができてとても良かった。まだ具体的に何を作りたいかイメージはできていないのだけど、もう少し深掘りして何かと連携させてできたらきっと楽しい。それまでは学習を続けたい。

*1:クリップみたいにつまむやつ、名前が合ったのだけど忘れてしまいググってもわからずじまいです…。

ポルノ電話からの家庭崩壊を防ぐためにロシア文学青年を志した日

  ぼくが大学生活を終えてからかれこれもう20年以上経つのだけど、今でも大学生というものは悩み多き生き物なのだと信じている。

「大学受験が終わったぞう!もうitが示すものを明らかにしたり漢文の返り点を正確に記したりしなくていいもんね、へっへっへっ」

  とほくそ笑みながら自動車免許合宿のパンフレットを取り寄せてソッコーで免許取って夏には海までドライブしちゃうもんね、夜の海辺でお姉さんとイイコトもイケナイコトもしちゃうもんねと学問への志はどこへやら最高学府に行くとは思えないような煩悩丸出しでキャンパスライフへ突入したはいいもののの、いざ蓋を開けたら

「単位取れねー」

「彼女ができねー」

「時間が足りねー」

「内定とれねー」

と無い無い尽くしのキャンパスライフを送りながら、こんなはずではなかった俺はヒトカドの人物になるはずなのだぁッと鬱屈とした思いを抱えながら、いまどきの大学生もかつてのぼくのように伏し目がちにキャンパスを歩いているのだと信じている。というかそう信じないと僕が浮かばれなくて、何しろ彼女どころか友達もできなかったし、肝心の学業も成果が出なかったし、これでは一体何のために大学に行ったのか、一つもいいことが無かったのよヨヨヨ、とさくらと一郎が裸足で逃げるくらいには僕は大学生活に負け続けて心の中のすすきを枯らし続けた。

 

  もっともいまどきの大学生は、さっきのぼくの悩みを耳にした途端に怒りのアフガンと化して、

「キャンパスライフがバラ色とかどういうことだッ!こっちは奨学金も返済しないといけないし、TOEICは当然Aランク目標だし、インターンを決めるためのレジュメのアジェンダを今日中に提出しないとジョブオポチュニティが一気に狭まってしまうではないかァッ!」

  とグローバル市場のグの字も知らなかった大学時代のぼくを圧倒してなぎ倒すくらい勉学に励んだり就職先に悩んだりと、危機感を持って行動しているのかもしれない。そう考えると、ぼくの悩みというのは確かにくだらないと言われても仕方がないと思うけど、それでもぼくの悩みはぼくの悩みで存在していたことに嘘偽りは全く無いし、社会にどう対応していくのかに悩んでいるという点では一緒だと思っている。

 

  当時、ぼくはどう社会に対応していけばいいのかなんて全然わからない、というより中程度の対人恐怖を患っていたので、就職してサラリーマン、それも営業職になんて就いたら、

「タウン君、チミの営業成績は課内で最低だよ、どうやったらこんなに売れないのか逆に興味があるから今聞かせてくれないかね?」

  とパワハラ課長にネチネチ言われるならまだましで、

「お前やる気あるのか!!!今日中にとっととTOPPO1万本先斗町で売ってこい!!」

  とパワハラ部長に罵声を浴びせられあまりの辛さに自殺してしまうと本気で思っていた。サラリーマンになる=死であるため、ぼくに残された選択肢は、大学院へいって研究職になることしかないと決意を固めていた。つまりやるべきは、アリストテレスが難しいことを書いている哲学書やヴィトゲンシュタインが難しいことを書いている英文やカントが難しいことを書いている独文をたくさん読みすごい卒論を書いて指導教授から

「チミは平成の西田幾多郎に違いない!素晴らしい!!」

と呼ばれように学問に励むことだと決めていた。

  そう決めていたのだけど、それを阻害する大きな要因に、ぼくは悩まされていた。

  女の子である。

 

 

  大学時代のぼくが通っていたのは文学部だったのだけど、文学部という学部は(おそらく今もそうなのだと思うけど)他の学部と比べて男女比が女性側に傾いている。その結果、電車を降りて文学部キャンパスに向かう途中に女の子の群れ、文学部キャンパスの正門に女の子の群れ、教室に向かうスロープに女の子の群れ、レポート提出の手続きをする事務局に女の子の群れ、授業のある教室に女の子の群れ、昼休みの学食に女の子の群れと、ぼくが行く先々には、

「女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女女」

と、とにかく女の子しかいなかった。女の子の群れの中に、男子校上がりで全く女の子に免疫のない、性欲が服を着て歩いている若干19歳のぼくが入った結果、ぼくはパニックに近い状態になってしまった。

「女の子が沢山いる!彼女も作り放題だ!これぞキャンパスライフ!スンバラシイいー!!」

  とはならず、

  「あ、すぐに、あ、ここどきますんで、あ、ちょっと待ってください、あ、すみませんすみません、あ、片付け終わりましたから」

 と女の子の群れに恐怖心を抱いてそそくさをと去るようになってしまったのである。なんとか煩悩よ去れ女の子とエンカウントしないようにと図書館に引き籠もって勉強しようとしても、図書館にも女の子の群れがいるので、

  あ、すぐに、あ、ここどきますんで、あ、ちょっと待ってください、あ、すみませんすみません、あ、片付け終わりましたから

と同じことになってしまい意味が無かった。

 

  中度の対人恐怖を患っていたというのは前に書いたけど、それに加えてぼくは自信が全く無かった(今もあまりない)。高校の頃、腕っぷしの強い奴の右腕VSぼくの両腕 という腕相撲で負けるくらい身体能力は低いし、ファッションセンスもよくわからず、雨風がしのげて警察には捕まらないというレベルの服を着ていたし、肝心の勉学も内部進学の同級生が英語はおろかドイツ語、さらにはフランス語までペラペラな様子を見てすっかり自信を無くしてしまい、そんななんの取り柄もないどころか劣っていないところを探すのが難しいような自分に女の子が振り向いてくれるとは全く信じられなかったのである。

  女の子には相手にしてもらえない、さりとてこの身に焼き付いてあり余る若さ特有のほとばしる情熱とやるせない気持ち(要するに性欲のことです)をぼくはどうにかしないといけなかった。そこでぼくがとった作戦はこうだ。

  「英語を学ぶためにも、国語を学ぶためにも本がある。しかもゲラゲラ笑えるものまである。本は万能だ!だったらこの身に焼き付いてあり余る若さ特有のほとばしる情熱とやるせない気持ち(要するに性欲のことです)だって、本で解決できるはずではないか!」

  ということで、ぼくはこの身に焼き付いてある余る若さ特有のほとばしる情熱とやるせない気持ち(要するに性欲のことです)(長ったらしいので以降は「情熱」でまとめます)を解消すべくエッチな本を買っては情熱をほとばしらせエッチな本を買っては情熱をほとばしらせていた。 

   というような前置きを経て(ここまで2700字も書いているのにまだ前置きだという事実にびっくりである。相変わらず前置きが長くてすいません)、やっと本題である。

 


  今日も今日とて家族が皆寝静まったのを確認して、ぼくはエッチな漫画雑誌を片手に活動を始めた。いつもは自室で活動を始めるのだけど、今日は一味違った。エッチな絵だけでなくエッチな声を聞きながら情熱をほとばしらせようと決めたのである。

   当時のエッチな漫画雑誌は裏表紙に札束風呂に入った男が脇に若い女性二人を侍らせて「勝ちまくりモテまくり」というように、これで貴方も成功者に!というたぐいのいかがわしい広告ばかりだったのだけど、その中にあった広告の一つにぼくは目を惹かれた。

「ワタシの声を聴かせてア・ゲ・ル♡アナタからの電話待ってるわ♡」

  なんと、書かれている電話番号に電話すると、掲載されている漫画の朗読が聴けるというのである。

「これは!!ダイヤルQ2というやつではないのか!!!」

  若い読者の方々のために解説すると、かつて「ダイヤルQ2」という、特定の電話番号から始まる電話番号にかけるとサードパーティが提供する様々なサービスが受けられるというNTTの電話サービスがあった。当初、NTTはそれを目的としていなかったけど、次第にエッチなコンテンツが多くなって、ダイヤルQ2といえばいかがわしいサービスを連想するまでになったのである。そのダイヤルQ2が目の前に待っている。しかもサービス内容はぼくのお気に入りの漫画の朗読である。

「あの女の子の声が聞ける!!!」

  ぼくに電話しないという選択肢は無かった。

  ぼくは大きな音を立てないように、そーっと自室のドアを開けてエッチな漫画雑誌片手にリビングに忍び込みそーっと固定電話に手を伸ばした。余談だけど、この当時は携帯電話が普及し始めた頃で、まだ携帯電話を持っている人は少数派だった。携帯電話を持っていればリビングに忍び込む必要は無かったのだけど、当時のぼくはあの女の子の声のためなら忍者のような苦行は苦行とも思っていなかった。

  押し間違え無いように番号を確認し、人差し指を少し震わせながらボタンを押していっ  た。数回の発信音の後、ガチャ、と受話器から音が聞こえた瞬間、唾を飲み込んだ。

「やった!!繋がった!!!」 

  ぼくは心の中でタウンあっぱれ音頭を踊りつつ、ザァーという砂嵐の音の交じる音声に集中しながらエッチな漫画雑誌のページをめくった。音声は確かにナレーションも含めて朗読してくれている。よしよし、と心を踊らせながら聴き続けた。

 

 

  そして3分ぐらい経った頃だと思う。

  「ひどいにも程がある!!!!!!!!」

  ぼくは心の中でタウン怒髪天突音頭を踊りながら受話器を切った。限界だった。砂嵐の交じる音声はそもそも聞き取りづらい上に、女の子のセリフが棒読みを通り越してコンピュータの機械音声にしか聴こえなかった、まだエッチシーンには到達していなかったけど、ここまでのこの質を考えると、情熱という名の豪速球を受け止める先は名キャッチャーのグラブではなく手賀沼の水を吸ったお麩の壁としか思えず、とても期待できなかった。何よりお気に入りの漫画がここまでひどい扱いをされているという事実に我慢がならなかったのである。

  余談だけど、最近漫画やゲームが実写化されたりアニメ化されて

「なんなのこの出来!!ただのコスプレじゃん!!」

「声優ちゃんとしたやつつけろよ!!話題だけの芸能人とか要らねえ!!」

  とファンが憤っているのを見るけど、この経験があるからか、ぼくは憤っているファンに

 「そうだよねえ、わかる、わかるよ、その気持ち」

とウンウンと頷きながら慰めのためにあずきバーを差し入れしたくなることがある。

   閑話休題。

  受話器をおいたぼくは、では他の漫画はどうかと広告に載っていった他の番号にも電話をかけたけど、結果は同じで、どれもタウンあっぱれ音頭からタウン怒髪天突音頭へ変わっていくだけだった。結局その日はあの子の声が情熱を受け止めてくれることはなく、他のお気に入りの小説に情熱を受け止めてもらった。

 

  翌日、冷静になってエッチな漫画雑誌の件の広告をよく見返してみると、電話番号がおかしいことに気付いた。てっきりダイヤルQ2の番号だと思っていたのだけど、ダイヤルQ2の番号の開始は0990である。この広告電話の番号は、0990で始まらない見たことのない市外局番だった。

  「これ、どこのサービスなんだろう…?」

  よくわからないところに電話をかけたという事実に嫌な予感を感じたぼくは、急いで調べた。そしてわかったことは「広告の電話番号は切れ目がおかしい」ということだった。例えば、広告に載っていた電話番号は「003-301-074-95-123-45-67」(当時の電話番号は全く覚えていないので、これはイメージです)という感じで書かれていたのだけど、こんな区切りをする電話番号は無かったのだ。正しい情報を元にあるべき区切りを再現すると

「0033-010-7-495-123-45-67」

となった。そしてこの電話番号の謎を読み解いたぼくは、驚愕の事実に行き着いた。

「ロシアに国際電話をかけてる…」

 

  今なら、わざとこういうわかりにくい切れ目をつけて国際電話をかけさせてごっそりお金を貰おうというトラップなのだとわかるけど、情熱に負けたぼくは全くそんなことは思いもよらず、生物の実験で使用されるネズミのごとく、目の前のあの子の声に引っかかって突き進み、あっさりトラップにかかってしまい、まんまとロシアに国際電話を掛けてバカ高い通話料を請求されることになってしまったのである。

  このことを知ったぼくは慌てた。ぼくは固定電話から電話した。つまり翌月になれば父親の元にロシアに国際電話をかけたという明細票が届いてしまう。家族の誰もロシアに用のある人物はいない。そうなれば時間帯から考えて、ぼくが電話したことがバレてしまう。そうなればぼくがエッチな音声を聞きたいがために深夜にタウンあっぱれ音頭を踊りながら電話をかけたことがバレてしまう。そうなれば、

「我が息子ながら情けない…」

と父には失望されるだろうし、

「あんたは一体何をしてるの!」

と母には呆れられるだろうし、

「ふーんそんなコトしてんだー」

と姉には嫌なマウントを取られるだろうし、

「お兄ちゃん…」

と妹には軽蔑されるだろう。

  まずい。なんとかしてこの国際電話の明細票の追求から始まる家庭崩壊からの脱出を図らなければいけない。どうするどうするポクポクポクチーンと一休さんのように必死で知恵を絞ったが、幸いすぐに名案が浮かんだ。

「ロシア語だ!ロシア語を勉強することにすればいいんだ!!」

  ロシアに電話する理由はロシアに用があるからである。であればロシアに電話する用事を作ればいい。ロシアに電話する用事は何か。ロシア人と会話することである。ロシア人と会話する理由はなにか。ロシア語を学ぶためである。

  すべてのロジックが繋がり、やるべきことが決まったとなれば話は早い、ハラショーこいつは素敵に愉快だとぼくはタウンスター号という名のママチャリに乗って区立図書館に行き、ロシア語語学講座やら数冊の学習書を借りてきた。そして説得力を増すために、机の上に無造作に本を積んだり、カバンの中に本を入れて持ち歩いたり、しまいには教室でドイツ語の授業前にあえてドイツ語ではなくロシア語の本を出して、クラスメートに

「あれ、ロシア語?」

と気付かれたタイミングで、

「ズドラーストヴィチェ林田、いやあ、大学に入ったからにはロシア語ぐらいやらないとね、今度ロシア人の留学生とウォッカを飲みながら語り合うことになったし、はっはっは」

  と留学生と何も接点がない上に下戸で酒が飲めないくせに、豪快な嘘をついてアリバイ作りに精を出した。全ては家庭崩壊からの脱出のためである。

 

 

  そしてその日は来た。父が電話の明細票のことを尋ねてきたのである。

「タウン、なんか国際電話が掛けられているぞ。どうせインターネットだろ?」

「え、あ、ごめん。なんか変な所に繋いじゃったかも」

「気をつけろよ」

  当時、インターネットは電話回線を使うダイヤルアップ方式で、接続した時間だけ通話料がかかる。それを父は知っていた。結果として、国際電話の容疑は、「タウンがインターネットで変なところにつないだ」と勝手に誤解してくれたおかげで、少し注意されただけであっさり不問になった。つまり、ロシア語を勉強する必要は1mmも無かったことになる。安心したぼくは、ロシア語の本をすべて図書館に返して、きれいさっぱりロシア語の知識を忘れてしまった。ウォッカも飲まなかった。

 

 

  最近、上坂すみれさんという声優さんをよく見る。こちらの方、ロシア語学科を卒業されてロシア文学・歴史・政治・ミリタリーなどロシア文化の多方面に造詣が深いことでも有名である。純粋な好きを真っ直ぐに突き詰めて華が開く例もあれば、自分の保身が徒労に終わり何も残らない例もあると、ロシアにまつわる彼我の差に愕然としている。一方で、上坂すみれさんが当時のぼくの時代にいたら、ぼくは近づきたい思いでロシア語の勉強を続けていたのだろうかとも思う。つくづく若者の情熱というのは厄介なものである。

 

 

 

※本記事は「好きな作家の模倣をする」という習作テーマで、原田宗典「十七歳だった!」を模倣した記事です。文体は真似ていますが、内容はオリジナルです。

十七歳だった! (集英社文庫)

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  十代の頃はハラダ式文体を読んでゲラゲラ笑いながら過ごしました。

  本記事を読んでゲラゲラ笑っていただけば望外の喜びでございます。

 

 

井村屋 井村屋 BOXあずきバー 65ml×6個×8箱

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改めて、Twitter実況中継で気にかけていることのまとめ

※この記事は以前に書いた記事のリライトです。

 

  たまにIT系のイベントで、イベント内容をTwitterで実況中継することがあります。ありがたいことに評判は良いのですが、実際に自分がどんなことに気をつけて実況中継しているか、ということを以前まとめました。

townbeginner.hatenablog.com

 

  ただ、今改めて記事を読み直してみると、もう少し説明が必要だったり、内容をアップデートする必要があると感じたので、改めて実況中継のポイントを整理しました。

 

 

1:事前に登壇者のプロフィールを調べておく

  イベント登壇者のプロフィールや話す内容は、大抵イベントページに記載されています。また、イベントの最初で、登壇者は自分のプロフィールや手がけているサービス名を話すことがほとんどです。それであれば、事前にその方のプロフィールがわかるURLやTwitterアカウント、手がけているサービスのURLを調べておいて、登壇者の自己紹介中に話題が出たら、

「○○さんが話しているサービス「△△」のURLはこちら。」

  と案内をすると、あとでTogetterやブログ記事としてまとめる際も楽になります。実況中継は、その人の発言を記載するだけでも意外と大変なので、何かを調べる時間はあまりとれません。それであれば、その人が案内しそうな内容を事前に調べておくことです。細かいけども確実に楽になるTIPSですので、ぜひ試してみてください。ちなみにこの手のツイートは登壇者の方がエゴサーチなどで発見してリツイートしてくれることも多いツイートです。そういう意味では、登壇者にとってもありがたいツイートなのかなと思っています。

  これの派生として、ツイートするとあらかじめわかっている内容は、その時にその場で打つのではなく、事前に用意しておくことができます。具体的には、

  • 「続いては○○株式会社の○○さんの登場です!」
  • 「○○さんのLT、終了しました。ありがとうございました!」

  という最初と最後のツイートは(その場で状況を踏まえて多少アレンジはするかもしれませんが)、用意しておいて損はありません。ちょっとした工夫で手間を減らせるので、試してみてください。

 

2:ハッシュタグは固定してツイートできるようにしておく

 実況中継していると、ハッシュタグを常につけてツイートすることが多いです。その場合、固定でハッシュタグをつけておくと連続してツイートがしやすくなります。

  例えばTwitterのPC版では、検索でツイートするときのハッシュタグを検索しておいて、

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この状態で右上の「ツイート」ボタンを押すと

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  ハッシュタグが自動的に付加されます。これでハッシュタグをつけるための入力を省略することができます。スマホや他クライアントソフトにも似た機能はあるはずですので、実況中継をする場合は是非確認してみてください。

 

3:内容をひとかたまりで取れるのであれば、短くてもいいのでツイートする

  「Twitterは140文字まで」という字数制限がありますが、だからといって140字をフルに使わないといけないということはありません。むしろ140字目一杯使おうとすると、字数をオーバーし、編集している間の実況ができなくなってしまう、ということにもなりかねません。なので、あくまで内容ベースでツイートをし、100文字ぐらいで収まるのであればそのままツイートしてしまいましょう。その後に内容が追加・補足されたら、その直後に後追いでツイートしても間に合います。

 

4:順接・逆接は必ず拾う

  前項で、「その後に内容が追加・補足されたら、その直後に後追いでツイートしても間に合います」と書きましたが、その場合の注意点です。「けれど」「だから」と講演者が説明する場合、その順接・逆接は必ずツイートに含めるようにします。連続ツイートとはいえ、ツイート一つ一つは独立したツイートです。そのため、細切れになった各ツイートは、単独だと意見が急に反転したり要旨がわかりにくくなることがあります。それを防ぐために順接・逆接を含めます。単独で該当のツイートを読んでも、「けれど」があれば該当ツイートと関連するツイートがあるという目印にもなるので、誤読もある程度防げるでしょう*1

 

5:発言者の発言内容と自分の意見・感想は必ず見分けがつけられるようにする

  実況中継していると、場合によっては補足や反対意見をつけたくなることがあります。その場合は、必ず「登壇者が言ったこと」とは見分けがつけられるようにしておきます。

 

  書き方はどのような方式でも構いせんが、

  • 発言者「〇〇という~」【補足すると~】

  というように、一貫した書式で見分けがつけられればOKです。前項と同様、誤読を防ぐためです。実況中継として登壇者の発言をツイートしているのであれば、登壇者の発言や状況描写と違うものをツイートするときは混同させないように注意しましょう。

 

6:写真・ビデオ撮影は効果的だが、撮り過ぎないように注意

  映し出されたスライドや商品・サービスのデモは写真・ビデオにぜひ取りましょう。画像のインパクトは高いです。ただし、実況中継の際はあくまで補助的な位置づけとすべきです。なぜなら映像のインパクトはバズっても、登壇者が何を言いたいのかを必ずしも正確に切り取れるとは限らないからです。製品・サービス紹介であればスクリーンショットでも良いのですが、LTなど紹介や経緯などの登壇者のトークがあるものは、実況中継はそのトークを拾う方に注力すべきです。

  ただし、本項は

  • バズりやすりしそっちを狙ったほうが多くの人に見てもらえる
  • トークが早くて拾えないことも多いからスクショで取ったほうが伝わる

  などの反対意見ありますし*2、これらの反対意見ももっともだと思うので、当項は主義というかポリシーに近いです。私があまりスクショ的な文化が好きではない、というのもあるのかもしれません。

   

7:自分の意見はtogetterへのリンクを貼った上でブログに書く

  イベントレポートを書く際、もし実況中継をしていたらtogetterなどでまとめることもあると思います。その場合、実況中継を終わった後に意見を書いてまとめれば一緒にできると思っていたのですが、意見を書く場合はブログに書くほうが良いと考えを変えました。理由は以下二点です。

  • Togetterは実況中継がメインで、分量が多いと最後まで読んでくれない
  • Twitterで細切れに書くよりブログの方がまとめやすい 

  意見・感想を言うことは良いことですが、それをやるのであれば改めてブログを起こしてキチンと書いたほうがまとまるし、結果として読まれます。togetterは熱量を感じたり登壇者+Twitter上のやり取りがあったりすると便利ですが、それ以外のことを目的とするならば、フィールドを変えて書いたほうが効果的です。 

 

  改めてTwitterの実況中継のノウハウを言語化してみましたが、自分でもできていなかったりすることがあるので、堅苦しく考える必要はないと思います。とはいえ、これらのことを守った上で実況中継を行えば、質は上がるし、他の人にとっても有益な情報にできるんじゃないかと考えています。

 

  良いTwitter実況中継ライフを。 

*1:あくまで「ある程度」。一部分を拾って誤読される可能性はありますが、そこは割り切っています。

*2:まあ、これに限らず、これまでの意見で反対意見はあると思いますが…。

「平成最後の」

  枕詞に「平成最後の」とつくツイートが目立つ1日だった。

  こういったカウントダウン的なものはあまり関心がないと思っていたんだけれど、こうやってたくさんのツイートを見ていると、少しそわそわした気持ちになってしまう。

 

  平成元年の時に小学校高学年、そして現在の平成31年で40代を迎えているので、平成時代はまさに青春時代だった、と言って良いのだろう。しかし、平成のことを懐かしいと思う感覚も、自分にとって身近な時代、と言う感覚も正直あまりない。この感覚は、自分の趣味嗜好が、世間とあまりマッチしていない、そういったことを話すような友人がもともとそんなにいないため、時代の空気と自分がマッチしていないことに起因しているのかもしれない。もちろん、自分も平成の空気を吸ってきているので、無意識のうちに平成的な思考はあるのかもしれないのだけれど。

 

  令和はどういう時代になるのか想像がついていないけど、せめて取り残される人々が棄民のように捨てられて見返されないような時代にはならないで欲しい、と思う。

  これを書いた瞬間、自分がロスジェネ世代だということに気付いた。なんだかんだで、僕は平成の空気を吸って生きて平成的な思考を身に着けているのだろう。

 

  今年になって、オーストラリアへ行ったりなど書く事はいっぱいあるはずなのに、気がついたらブログの更新が預かり止まってしまったので、生存報告も兼ねてのエントリー。

 

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  バックギャモン合宿の聖地とも言うべき、「食事処 繁」のワンタン麺とミニソースカツ丼セット。長らくご主人が病気療養で店を閉めていたのだけど、復活してくれたのが本当に嬉しい。令和の時代も食べたい。

スモーカーが1度は夢見る自家製スモークサーモンにリベンジトライしてみた

  4年前にスモークサーモン作りにトライしました。

 

townbeginner.hatenablog.com

  その時作ったスモークサーモンは美味しかったものの、少しパサパサしていて鮭フレークみたいな感じになってしまっていました。なので、いつかもう一度リベンジしたいと考えていました。

  そして3年が経ち、年末年始でまとまった時間が取れたので、もう一度トライしてみました。今回は(後述しますが)新兵器も手に入れることができたことも理由です。

  

スモークサーモンを作る

1.仕入れ

  まずは材料となる鮭の仕入れです。

  お世話になったのは前回同様、築地の昭和食品。

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  スモークサーモンに適した鮭を聞き、天然モノの脂身が少ない方が良いだろう、ということで鮭を買いました。買ったのは丸々1匹、7200円。いい値段はしますが、それだけ出す価値はあります。ただ流石に一から全て自分で捌くのは技術的に無理なので、お店の方にお願いしました。

 

  築地市場は豊洲に移転しましたが、こちらの昭和食品はまだ築地で営業中です。ここの鮭はどれもおいしいのでお勧めです。オンラインショップもありますのでよろしければどうぞ。

tsukijisalmon.com

 

2.皮剥と骨取り

  鮭を塩漬けにする前に下ごしらえをします。3枚におろした鮭の骨と皮をとります*1

  まずは背骨を取ります。買った鮭は少し凍っていたため、ぬるま湯で軽く氷を溶かしてから、背骨を手でつかみます。力を入れて、ゆっくりと引っ張ると背骨が取れます。多少の身は気にしないで取りましょう。

  背骨を取り終わったら、次は身の中にある骨を取ります。手で取るのは大変なので、骨取りピンセットで取ります。この作業は手作業で一つ一つやらないといけないため非常に面倒なのですが、ここは頑張りましょう。スモークサーモンは舌触り・歯ざわりが重要です。ここで骨が残っていると食べてる最中に骨が刺さって感触が悪くなってしまいます。

  骨を一通り取り終わったら、次は皮を取ります。身をひっくり返し、鮭の身の端を持ち皮と身の境目を探り当てたら、少しずつ慎重に力を入れて皮を剥いでいきます。最初は大変ですが、次第に力の加減を覚えれば皮だけ取ることができます。もし皮に身がついていたとしても、そんなに気にせずに大丈夫です。理由は、この皮と身を美味しく食べる方法があるからです。

 

3.ソミュール液を作って鮭を塩漬けにする

  下ごしらえが終わったら、塩漬けにするためのソミュール液をつくります。ソミュール液の材料は以下の通り。

  • 水:1000ml
  • 赤ワイン:600ml
  • 塩:100g
  • 砂糖:10g
  • セージ(粉末):小さじ1杯
  • ローレル(葉):4枚
  • コショウ:適量

  材料をバットに入れて混ぜ合わせたら、鮭を静かに入れます。

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  写真は3枚程度入れた状態です。これをラップして冷蔵庫に入れ、丸々1日漬け込みます。

 

番外編:なんちゃって鮭ハラス飯    

ここで先程の皮を食べることにします。まず、背骨に付いている身を包丁やスプーンなどでそぎ取り、オーブンに入れます。

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  これを20分程度焼くと…

 

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  こんな感じに焼き上がります。

  後は炊きたてのご飯に混ぜ込めば、

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  なんちゃって鮭ハラス飯の完成です。これでご飯4合程度あります(ところどころ米に色が付いてるのは、玄米と白米を混ぜて炊いているからです)。普通に食べて良し、おにぎりにして良し、茶漬けにして良しの万能飯です。ぜひお試しください。

 

スモークサーモンづくりに戻ります。

 

4.塩抜き

  1日ソミュール液に漬け込んだら、塩抜きをします。ソミュール液から鮭を取り出し、適当な容器に入れて、水を静かに入れて塩抜きをします。

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  この時、水を直接鮭の身に当ててしまうと、塩抜きの味にムラが出てしまう、身が崩れやすくなるなどの弊害が出てしまうため、流水には直接当てないようにします。

  1時間程度行えば、塩抜きは完了です。

 

5.風乾

  塩抜きが終わったら、キッチンペーパーで鮭の表面についている水を軽く拭き取ります。この後風乾を行いますが、日中に外に干しているとカラスに食われてしまう危険性があったりします。

  というわけで、前回と同じくピチットシートを使って風乾の代替とします。

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  ピチットシートは、脱水もしてくれる上に魚の味をしめてくれる優れものです。身をピチットシートでしっかり包み、冷蔵庫に入れます。 f:id:TownBeginner:20190110224406j:image

  8時間経ってピチットシートを外し、キッチンペーパーで軽く身を拭いた状態です。これで下ごしらえが終わりました。いよいよ燻製です。

 

6.燻製

今回もスモークウッドを用いて燻製を行いますが、今回は新兵器を用意しました。

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   GLUDIAの燻製器です。

  クラウドファンディングで商品化が行われていたのですが、「3分で燻製ができる」という謳い文句に惹かれて支援しました。

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  使い方は、まず本体にノズルを取り付けて、製品上部の穴が空いている場所にスモークチップを入れて火をつけ、スイッチを入れます。するとノズルの先から燻煙がでるため、

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  このように、ノズルを燻製器の中に入れて煙を送り込むことで燻製を行うというものです。これを今回使う理由は、煙を直接中に送ることができるため、温度を上昇させないで燻製することができると考えたからです。

 

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  鮭を吊るしました。スモークウッドに火をつけて燻製器の中に入れます。また、温度の上昇を避けるため、保冷剤もこの時点で燻製器の中に入れます。

 そしてGLUDIAにチップを入れて、スイッチをオン。

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 鈍い音がして動きはじめました。次第に燻製器から漏れ出る煙の量が増えてきました。どうやらうまくいってるようです。

  しかしほどなくしてチップが燃え尽きてしまいました。確かに煙は出るのですが、この量では長時間いぶすのには適していないようです。仕方がないので、スモークチップを追加してはチャッカマンで火をつけてスイッチをオンにして煙を入れて、という繰り返しをしました。ちょっと面倒くさかったですが、幸いにも温度は前回ほどは上昇させずに済みました。


 時間の都合もあったため、燻製は2時間で終わらせ、風味を落ち着かせるために吊るします。こちらも2時間置いておきます。

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  前回と違って身が反るということはありませんでしたが、色が不安です。また触った感じでは、前回と同じようになめらかな食感な無いのでは、と言う感想を抱きました。ただ、ピチットシートから出した時点の感触も似た感じだったので、そもそもあのスモークサーモンを食べた時の口当たりの滑らかさは、あの脱水方法では出ないのではないかと予想していました。

  赤ワインの配分を誤ったからこんな色になったのかな、と首を傾げながら、ラップして冷蔵庫にしまいました。

 

実食・オリーブオイルに漬ける

 一日冷蔵庫で寝かせたスモークサーモンを実食します。 

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 おや?断面はパサパサしていないぞ。少し期待して実食しました。

 

  いける!!!スモークサーモンの感じに近い!!!

 

  実の外側にさすがに固めだったのですが、内側の食感はスモークサーモンのそれでした。塩加減も多少薄めではありますが十分食べられます。風味は前回よりも薄れている感じはしましたが、燻製の時間を半分にしているので、その結果と考えれば納得できます。おそらく温度管理をきちんとした上でもっと燻製をすれば、風味もより鮮やかなスモークサーモンができると期待できます。

 

  結果としては、今回のスモークサーモン作りは、改善点はあるものの、総じて上手くいったと言っていいでしょう。嬉しいです。

  ところでスモークサーモンはそれなりに保存が効くのですが、もっと保存期間を伸ばす方法があるというので試してみました。 

 

  まず、スモークサーモンとプロセスチーズをぶつ切りにしてタッパーウェアにまとめて入れます。

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   こんな感じになります。

   ぶつ切りにしたスモークサーモンとプロセスチーズを混ぜてタッパーウェアに入れたら、オリーブオイルを注いで、

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  注いで、
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  注ぎ切ってできたのがこちら。

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  スモークサーモンのオリーブオイル漬けです。こうすることでスモークサーモンのスモークの風味がオリーブオイルにも移るのではという期待も兼ねてやってみました。

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 冷蔵庫に入れた状態。オリーブオイルが冷えて固まりましたが、常温に戻すともとに戻るので品質には影響無さそうです。今の所、パンを焼いて挟み、軽く塩をまぶして食べると美味しいことがわかっています。他にサラダの具にしたり、色々使い道はありそうです。

 

  というわけで、あのなめらかのスモークサーモンは一応手に入りましたので、リベンジは成功と言っていいでしょう。とはいえ、燻製時間を長くすればもっと風味はでるのでは、あるいはソミュール液を改善すべきでは、と検討すべき事項はまだまだありそうです。次回はいつになるかは分かりませんが、もう一度位チャレンジしたいなぁと思います。 

  今回お世話になったGLUDIA燻製機。冷燻や調味料・乾き物の燻製と相性が良さそうです。使い方を覚えたので、いろいろ試してみます。楽しみです。 

オカモト 業務用ピチット レギュラー 32R(32枚ロール)

オカモト 業務用ピチット レギュラー 32R(32枚ロール)

 

  魚の水を抜く時はこのピチットシートが一番いいんじゃないかと思います。ムラ無く脱水できて、味も引き締まります。

 

 スモークチップは東急ハンズで買ったのですが、amazonには4つセットもありました。チップを混ぜて燻すのも楽しそうですね。

*1:写真撮り忘れたのが痛い…。

【正解は1年後】2019年がどんな年になるのかタロット占い

今年も、一年どうなるのか占ってみました。ちなみに去年はこちら。

townbeginner.hatenablog.com

 

  下から1月、ぐるりと逆時計回りに置いていき、中央はこの一年の象徴となるテーマカードです。今年は小アルカナも含めて占いました。結果はこちら。

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  それぞれのカードを月ごとに読み解いていきます(赤太字は大アルカナ)。

 

 1月:審判(正位置) -意識の変革が起きる、復活、社会貢献、傷ついた心の回復-

 

 2月:法王(逆位置) -順調だった事柄が暗転する、視野が狭く障害に突き当たる、それまで正しいと思っていた価値観や考え方が通用しなくなる-

 

 3月:吊られた男(正位置) -人生における岐路、過渡期、絶望的な状況の中で光明を見出す、内観、忍耐-

 

 4月:カップの王(逆位置) -強欲、感情過多、独断、人間関係に振り回される-

 

 5月:ペンタクルの6(正位置) -寛大、親切、福祉や奉仕活動、経済的な援助、当事者と周囲に実りがもたらされる-

 

 6月:節制(正位置) -バランス感覚、節制、無理のない暮らし、地位や名声を得る-

 

 7月:塔(正位置) -急激な変化、不測の事態、激変によってそれまで手にしていたものを失う、失うことで真に価値あるものに気づく-

 

 8月:ソードの5(正位置) -攻撃的な人物、容赦しない、強引な態度、実力主義-

 

 9月:ワンドの王(正位置) -理想の追求と実現、孤独に耐える、強い精神力、重要な出会い-

 

10月:ソードのエース(逆位置) -頑固な態度、反感を買う、失意、厳しい批判-

 

11月:ワンドの10(逆位置) -問題が長期化する、あてが外れる、報われぬ想い-

 

12月:女教皇(正位置) -インスピレーションを得る、内面的な魅力が増す、自分の考えが間違っていなかったことを知る、直感的、真剣な交際-

 

キーカード:ソードの女王(正位置) -思慮分別がある、頭脳明晰、重いプレッシャー、公正な態度、上品さや品格-

 

四半期ごとに見ていくと、

1月~3月

  自分の内面で大きな変化が起こる期間です。3ヶ月全てが大アルカナのカードで、特に1月は審判という強力なカードです。何か再活動を行う者の、2月で少し暗転し、3月で何か痛みを伴うことを覚悟して行動をするのでしょう。

4月~6月

  低迷期を経て実りを得る暗示があります。特に5月と6月は繁栄を意味するカードが出ている3月までの活動が5月6月になって実を結ぶのかなと想像しています。*1

 

7月~9月

  苦難の期間が始まります。7月に塔の正位置が出ており、何か価値観を変えるような大きな(苦難を伴う可能性のある)出来事が起こるのかもしれません。全て正位置ですが、特に8月9月に共通しているのは、「周囲の人間から理解されないかもしれない」というキーワードです。ここで孤独を深める何かが起こるのかもしれません。いずれにしてもきっと成長に必要な期間となるのでしょう。

 

10月~12月

  「孤独を深める何か」と書きましたが、10月と11月はその孤独が自分を蝕む暗示があります。頑迷な態度による反感であったり、問題が長期化したり。くれぐれもここで燃え尽きないよう、用心する必要があります。

  そんな困難をくぐり抜けた結果、12月には女教皇の正位置。内面的な魅力が増したり、自分の考えが間違ってなかったことを知るなど、最後に正解にたどり着ける暗示があります。去年の12月は太陽でしたが、それと似ています。今年は自分自身に対する変化がより強くなるのかもしれません。

 

キーカード

  キーカードはソードの女王。人々を導く、思想と指導力を兼ね備えたカードです。「思慮分別がある」「冷静沈着」「上品さ」など、理性・思考といったキーワードが現れています。今年は、思考と分別を、そして冷静であることを求められる1年になるのでしょう。特に下半期は何か大きな変化が起こり、他の人々から理解してもらえないという暗示が出ているので、なおさらです。冷静さを失わないように。

 

  改めて、旧年中は弊ブログをご覧いただき誠にありがとうございました。今年も一年どうぞよろしくお願いいたします。

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  ちなみに毎年恒例、浅草寺のおみくじは大吉でした。おみくじを引く前に厄除けのお祓いをしたのが効いたのかもしれません。良かった良かった。

*1:この辺の展開が去年と似ているのは偶然なんでしょうか。

今年はちゃんと振り返りをしたい -12月編と1年編-

今年最後の振り返りです。

townbeginner.hatenablog.com

で、12月は

12月:太陽(正位置) -潜在的な可能性・成長・繁栄・自己信頼・幸運-

 でした。バックギャモン名人戦とブログ記事を考えると、バッチリ当たっていると言わざるを得ません。

 

  バックギャモン名人戦で、去年負けた対戦相手に勝つことができました。PRはまだ改善の余地がありますが、去年より低くなっていることも含めて、成長の証に違いありません。リーグ突破も視野に入ってきたので、引き続きがんばります。

 

  ブログ記事について、初めてアドベントカレンダーに参加しました。

adventar.org

  久々に短期間にブログ記事をたくさん書きましたが、以前に比べると書くスピード・質が上がってきていると感じました。音声入力の活用や文章の構成方法など、新しく取り入れたことが少しずつ身になっています。今月書いた幻想水滸伝の記事は、おかげさまで幻想水滸伝ファンの方々にTwitter上でリツイートやいいね等をいただき、たくさん読まれ評判も良かったです。読んでもらえるような記事の構成やスイートスポットの見せ方を身に付けることができた結果かな、と感じています。

  ブログの方向性についてはまだきちんと決められていないのですが、これからもきちんと記事を書いていきます。まだ足りないことあるけれど、少しずつ強みを自覚できて、自信がついてきたのは大きいです。

 

  ところで今年1年を表すキーカードは「世界の正位置」でした。何が完成したかと言われると、自分にはこれが何とかなるという強みができたことだと思います。自己信頼と言い換えても良いでしょう。腰を据えて来年以降も活動していきます。

 

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  本当に久々に作った杏仁豆腐とイチゴジャム。5年前の大晦日にこれを作った時は心身ともに疲弊していて絶望していたのを思い出しています。5年経って、何とか自分自身の立て直しができたんだなぁと思いながら食べています。とても美味しいです。