昨日のブログ記事の続きです。
書道を終えて、続けて行われたセミナー「#006 こんな時だからこそ学びたい「弱った心を元氣な状態に戻すセルフコントロール法」について。
NLPの事前知識は「本を読んだことがある」程度
NLPは雑誌でコミュニケーション改善特集などの記事で読んだことがある、という程度の知識でした。態度やしぐさを変えることで意識を変える、もしくは変えられるという理解でした。
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色々書きましたが、その程度の知識で、「実際に使ってみた」という事もないので、何も知らないとほぼ同義です。
食事を心にも当てはめてみる
講師の金光サリィさん*1 @sally7779 は、もともと栄養管理士の予備校を経営されていました。そこで受講生のメンタルケアをされていて感じたことを基に、講義は進みました。
腑に落ちたのは、心身が結局は同じであるという話です。体は食事から作られます。食べて、消化されて、排泄されます。当たり前の話といえば当たり前ですが、見落とされがちなことです。これは心も同じで、具体的には、元気の出る情報を取り込み(食べる)、記憶を更新し(消化する)、そして発信する(排泄する)。どこかにバランスの悪いところがあったら、発信がおかしくなると説明をされました。つまり、自分の発信内容はきちんとチェックしたほうが良い、ということです。期せずして、ライフログの重要性を再確認できました。
身体から心を変えてやる
非常に実践的で、すぐに効果が出て驚いたのは、ポーズを取るというワークでした。
・鬱のポーズ:左下を見て肩を落とす。
・笑顔のポーズ:口角を意識的にあげる。
・自信がつくポーズ:ウルトラマンのカラータイマーが2cm程度引っ張られているイメージ。肩はリラックスする。
・スピーチのポーズ:視覚を広げる。聴衆全体をみる。耳の脇で手をブラブラさせてやる。これが見えるようにする。
多分受講していない人からしたら「何だこれ?」と思われる話だと思います。ですが、受講生は多分納得してる人が殆どだと思います。効果があったからです。特に最後の二つが気に入りました。人と話す時にどうも自信が持てずにいたのですが、今思えば猫背気味になっていて、鬱のポーズに近い形になっていました。これを試すことで初対面の方相手でも気さくに話せました。とにかく「鬱のポーズ」以外は、これから意識的に取り入れていこうと思います。そうしてきちんと身につけられたとき、「受講して良かった」と心から言えるようになるのでしょう。
NLPはワークショップ型のセミナーととても相性が良いなと思いました。多分理論的なことを知っていれば、もっと深く理解しカスタマイズなどできるのでしょう。しかし、まず実践して効果が出ることを確認してからの方が、理論に関する理解もずっとしやすいです。最初に「本読んでなかった」と書きましたが、ひょっとしたら正解だったかもしれません。受講する前より、受講した後の方が理解が進むと思います。
最後になりましたが、サリィ先生、セミナーありがとうございました。この場を借りて御礼申し上げます。
執筆時間:25分11秒