一部では今更、と言われてしまうのかもしれませんが、「foursquare」を始めました。で、まだ一週間も経っていないのですが、すでに大ハマリしています。
「タウンビギナー」向けのゲーム
改めてfoursquareを簡単に説明すると、スマートフォンとかについているGPS機能を利用し、色々な場所にチェックインして皆と情報を共有しようというサービスです。
foursquare公式サイト
どうしてこんなにハマっているのかというと、もらえる「バッジ」です。最初にチェックインしたら「Newbie」、10箇所にチェックインしたら「adventure」と、ある条件を満たすことでバッチがもらえるというすごくゲーマー心をくすぐる仕様。片っ端からチェックインしたくなります。
また、ソーシャルサービスなので、フレンドが多いともっと使い勝手はよくなると思います。「ああ、ここに今いるのか」といった情報共有もそうだし、自分で店を発見してお勧めといった使い方もできます。チェックインした場所にコメントを残せるので、初めて来たところで食事をする場所を探すとき、いいコメントが多ければおすすめ、でもチェックインがついてるのは夜だから昼は大したことないのかな、と判断するのにも役に立ちます。
僕のハンドルネームおよびラジオネーム、タウンビギナーの名前の由来は「初対面の人とスムーズに話すには絶対街の話だ、街に詳しくなりたい!!」と願った若かり僕の事です。当時、foursquareがあったら、今以上に色々なところへ行ってチェックインしまくっていたんじゃないかとも思います。ぶらり途中下車の旅ももっと楽しくなったことでしょう。いや、やった事はありませんが。
観光資源の活性化
観光資源とfoursquareは相性が良いと思います。一つは「今」を切り取るという点において。つまり、イベントをやっている時にはチェックインが多くなるので、それだけでも何かやっているとアピールになります。また、みんな知らないけど地元の人とかチェックインしている*1ことがわかれば、それが新たな観光資源になる可能性もあります。イメージとしては、レストラン以外にも適用できる食べログみたいな感じでしょうか。
あ、今後foursquareが爆発的に広まったら、PRのために、地元の人にお願いして色々チェックインしてくださいってお願いするケースも今後は出てくるかもしれませんね。他に、市役所・商店街の広報の人は今からガンガン使っていいと思います。地元アピールとして。
必ずついて回るプライバシー問題
そういうわけで現時点でかなり気に入っているfoursquareですが、課題もあります。読んでる方は大体想像ついていると思いますが、プライバシー問題です。例えば朝、最寄駅でチェックイン、職場の最寄駅でチェックイン。これを毎日繰り返していると、他人に行動パターンがばれます。「友達に教えない」という機能もあるので大丈夫だとは思いますが、そう考えるとフレンド登録とかは少し慎重になった方がいいのかもしれません。
もっとも、個人的な意見としては、首都圏の人はそんなに気にすることは無いんじゃないかと思っています。僕の現在の職場は新宿ですが、毎日新宿駅にチェックインしたところで、僕を特定できる人は、もともと僕を知っていない限り無理でしょう*2。
ライフログとしての活用
しばらくはfoursquareでチェックインしまくる予定です。チェックインした情報はfeed情報として流れてくるので、evernoteに流しこんでやればそのままライフログになりますし。どこへ行ったか、今まではevernoteを立ち上げて色々書かなければいけなかったのですが、foursquareなら一発です。foursquareもそうですが、evernoteもtwitterも他のサービスとの連携がきちんとされていますね。今後webサービスは、連携を前提にアイデアは画期的、実装はシンプルというものが増えてくるんじゃないかと感じました。
執筆時間:1時間6分11秒(←foursquare調べながら書いたので、こんなもんでしょう)