今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

一日一日を大切に生きるためのevernote

3月の大震災によって、当たり前のように享受していたことが、実は当たり前の事でもなんでもなかった。そんなことを感じた方は少なくないでしょう。僕もその一人です。

新日本プロレスが魂込めて試合をやったことを実感

 先日プロレスを見に行ったのですが、試合前にアナウンスがありました。非常階段のアナウンス、緊急地震速報が携帯に来ても決して慌てないでその場にじっとすること、そして会場のある文京区で震災アナウンスがあった場合は、一時試合を中断し、震度5以上だったら試合中止。アナウンスでそんなことを告げられました。結果的には地震もなく、棚橋がIWGP王座を防衛したり野上アナコールなど、大盛り上がりで興業は終わりました。しかし、試合前のこのアナウンスはいまだに僕の心に引っかかっています。
 無事に最後まで興業ができる保証は、どこにもないんだ。そんなことを言われている気がしました。それだけに「新日本プロレスは魂込めて試合をします」という最後のアナウンスが心に響きました。

1日1日を大事に生きていくために

 自分はいつ死んでもおかしくない。当たり前の話だし、当たり前過ぎて普段我々はそんなことは全然意識しないで生きています。その意識がぐらついたのが、3月の大震災でした。それ以来、1日の出来事を振り返ることが多くなりました。今日のご飯は美味しくできた、仕事はイマイチで途方に暮れた、気になる本を見つけた、そして今日という1日をきちんと生きることができたか。
 今はこんな風に振り返っていますが、こういったことは時間が経つにつれて風化し、また元通りの忙しい日常に戻るのだと思ってます。だからこそ、意識がぐらついている今、元通りの忙しい日常に戻る前に習慣だけでも残して置きたいと思いました。そう思った理由は、習慣を残すことができれば、1日を振返るためにこの気分に戻ることができると思うからです。
 その「気分も含めて」1日を振り返るためのツールevernoteなのだと僕は考えています。

本格的にライフログとしての運用を開始

 そのことに気付いてから、evernoteライフログを今以上につけるようになりました。foursquareのfeedをevernoteに連携させて、できるだけチェックイン。食べたものはとりあえず写真、気になったことはとりあえずメモ、家事などの計測結果もメールでevernoteに連携、忘れちゃいけない、読書感想文も。とにかく何でも放り込むようにしました。整理方法はまだ固まっていないので、これから考えます。
 いまノートを見返してみたら、今朝の勉強会の感想、foursquareのチェックインの記録、「戸締りした」というメモ、昼飯の写真、夕飯の写真とレシピ・作った感想、法事の時に使った数珠をしまった場所と、とにかくいろんな自分のログが残っていました。
 不思議なことに、何の変哲もない写真やメモなのに、眺めていると少し楽しい気持ちになりました。

自分の人生を愛するためのevernote

 「ライフログをつけるのは、自分の人生を愛しているからです!」

 僕はこの言葉は名言だと思います。*1ほとんどの人にとって、僕が何を食べたかとかどんなことを感じたかなんて、正直どうでもいいことです。そもそも人はそこまで他人に関心は持てないと僕は思います。だったら、ますば自分が自分の人生に関心も持とうじゃないか。そう思いました。
 そうして一つ一つ記録して見返していくうちに、昼に食べたものやちょっとした話などの些細なことが、大切な楽しいことだと思えるようになりました。卒業アルバムは入学から卒業までのアルバムですが、evernoteはやろうと思えば自分の人生のアルバムを作ることができるのです。*2evernoteを何に使うか試行錯誤してましたが、大方針は決まりました。ライフログとしてのevernoteです。


 まだ運用を始めたばかりであやふやな部分もありますが、以上がevernoteライフログを取ろうと決めたあらましです。何かの参考になれば幸いです。
 それでは、また。

執筆時間:49分35秒

*1:しかし間抜けなことに、出典をド忘れするという体たらく。evernoteにもグーグル先生に聞いてもわかりませんでした……。

*2:だから絶対サービス停止しないでevernote、と祈るしかありません。

ライフログが一瞬光った気がする

 以前、家事の負担を減らすためにタスク管理を導入という記事を書きました。この記事を書いてから、できるだけ家事の時間の計測をして、ついでに読書・英語学習・ブログの執筆など「緊急じゃないけど重要だと思う活動」の計測を行いました。そして計測が終わって寝る前に、evernoteにメールで送信。
 こうして一週間が経ったので、ためしに見返してみました。

家事はリズム良く一気にやることを目指す

 前回測った時に「ゴミ捨て、風呂掃除、トイレ掃除は短縮を考えずに一気に3つやるのが多分一番早い」と書きましたが、家事全体にも同じことが言えそうです。タスクの中で最も重い「夕飯準備」。短くて30分、長くて1時間近くかかるタスクなので、夕飯を作り終えたら休みたくなります。というより、作ったら当然食事をするので、夕飯を作ったら家事タスクは必ず途切れます。
 どうやらこれがボトルネックだったようです。何か作業を止めた後に再開するにはウォームアップが必要、と仕事術の本で読んだことがありますが、家事も同じでした。たまたま夕飯準備が一番最後に来る形になった日があったのですが、どちらも家事にかかる時間は短かったです*1
 というわけで、しばらく夕飯準備が最後になるように家事をやってみます。

重要な活動は何種類もできない

 これは個人差があると思うのですが、いくつもいろんな活動をしようとしても、いまいち集中できません。事実、そういう時は全体の活動時間が伸びないという結果に終わりました。現時点での結果を見る限り、大体2つぐらいが一番活動が活発になる状態のようです。「ソーシャル活動と読書」「英語学習とLinux学習」と言うように。3つだとちょっと怪しくなります。「英語学習」は毎日続けることが効果的であることを考えると、活動の仕方は「英語学習+もう一つの活動」に絞ってやった方がよさそうです。

ブログ執筆が活動の活発さと正比例

 ブログ執筆にかかる時間は、今のところ書きたいという気持ちが強くなるほど執筆時間が長くなってます。気持ちが強いということは、書きたいネタがあるから一気に書けて時間短縮、と最初は思ったのですが、実際は逆でした。書くために検証したりネタをさらに調べる必要があるためです。また、上にあげた重要な活動をきちんとできた日は、ブログ執筆も(出来はともかく)一気にかけた気がします。

ライフログが意味を持つ日

 たかだか一週間の計測なので、もしかしたらこれらの分析は誤りかもしれません。他に要因がある可能性も否定できません。ですが、今後もライフログを取り続けていくうちにこれらの要因はより正確にあぶりだされていくことでしょう。ライフログが意味を持つというのは「ネットで成功しているのはやめない人たちである」を読んだときに強く印象に残りましたが、今回それがはっきりとした形で実感できました。今後、ライフログをとるための動きがますます強くなりそうです。
 それでは、また。

*1:3日目と7日目。7日目は、トイレ掃除などタスクが他の日より多かったにも関わらず、他の日と大差ない時間でした。

あなたのシステムからバグを取り除けない理由

昨日からUbuntuを学習しています。インストールを終えて、いじりつつ参考になりそうなサイトを探して読んでいます。そんな中、初心者向けにUbuntuを開設しているサイト「行っとけ! Ubuntu道場! ― 第1回」で、「バグ#1」という話が出てきました。
ASCII.jp:~師範! Ubuntuインストールしようと思います!~ (1/5)|行っとけ! Ubuntu道場!

出典元はこちら。
Bug #1 in Ubuntu: “Microsoft has a majority market share"

これを読んで、バグについて思った事を書きます。

ほとんどの人が認識できないバグ#1

バグ#1の再現方法は、

1. Visit a local PC store.

近所のPCショップに出かける。たったこれだけです。すると、どんなバグが発生するのか。

2. Observe that a majority of PCs for sale have non-free software pre-installed.
3. Observe very few PCs with Ubuntu and free software pre-installed.

 MicrosoftなどのフリーでないOSがプリインストールされたPCばっかりで、UbuntuなどのフリーなOSがプリインストールされているPCはほとんど見かけない。
 皆さんはここにあるバグが何か、おわかりでしょうか。バグ#1のレポートはこう続けます。

What should happen:
1. A majority of the PCs for sale should include only free software like Ubuntu.
2. Ubuntu should be marketed in a way such that its amazing features and benefits would be apparent and known by all.
3. The system shall become more and more user friendly as time passes.

売り場に並んでいるのはフリーなOSがプリインストールされているPCがメインであるべき、またUbuntuはもっと注目されるべき、そしてシステムというものはユーザーフレンドリーになっていくべきだ、と書きます。
これはジョークの要素も含んでいますが、バグの本質をついています。バグというものは「こうあるべきなのにそうではない」ということを表しているからです。

深刻なバグであるほど発見は難しい

 以下に二つガジェットを用意しました。どらちも「実行ボタンを押すと、今日僕が食べた夕飯をポップアップで表示する」というプログラムです。ちょっと試していただければ幸いです*1


試していただけたでしょうか?それではこの二つのプログラム、バグがないプログラムはどちらでしょうか。


正解は「どっちもバグがある」です。

コンピューターはバグを教えてくれない

 1つ目はすぐにバグだとわかるでしょう。ボタンを押してもなにも反応がありません。原因は、javascriptをちょっとでもかじったことがある方ならわかると思いますが、ポップアップを出す命令「alert」のスペルミスです。alartになってます。これをalertに直してやれば、ポップアップが表示されます。
 さて、2つ目です。ポップアップは正しく表示されたと思います。*2しかし、これもバグです。
 なぜなら、今日の僕の夕飯は鳥うどんだからです。天ぷらそばではありません*3。このプログラムの仕様は「今日僕が食べた夕飯をポップアップで表示する」なので、仕様を満たしていないことになります。

バグを直すために必要なのは「どうあるべきか」という価値判断の統一

 「お前の夕飯なんて知らねえよそんなの!!」
 ごもっとも。ですが、僕の夕飯が何だったか知らなかった、それこそが問題なのです。何をやろうとしているかを「正確に」把握していないと、2つ目のプログラムをうっかり正しいと思ってしまいます。ましてや、1つ目の事例を見た後だと、なおさらそう思うのではないでしょうか。明らかにおかしな画面が出たら誰もがバグだと思いますが、怖いのは、一見するとそうだとはわからないバグです。誰かが気付かない限りバグは発見されず、後々になって大きな問題を引き起こします。例えば財務計算などで、エラーで何も処理できなくなるのは問題になるでしょう。しかし、もっと大変な問題になるのは、一見処理が正常に終わったと思ったら、後になって金額や勘定のつじつまが合っていないことが判明する場合です。
 バグというとコンピュータープログラムの問題とみなされがちですが、本質は開発者と利用者の認識が一致していないことにあります。最近のみずほ銀行のシステム障害についても同じことが言えます。バッチ処理が予定通り終わらなかった、と聞くとコンピューターのトラブルと考えてしまいますが、根っこにあるのは「東京都内の特定支店の特定口座への振り込みが想定以上の件数に上った」こと、つまり開発者(システム側の振込想定件数)と利用者の認識(実際に振り込まれた件数)が一致していなかったことがそもそもの発端です*4


 ある事について「どうあるべきか」という意見を統一するのは簡単なことではないでしょう。ましてや複雑なビジネスの世界ともなればなおさらです。したがって、どんなにコンピューター技術が発達してもバグは完全には無くならないし*5、今後もシステム障害が起こったというニュースは報道されるでしょう。
 しかし、それは決して不幸なことではないのかな、とも思います。前述のバグ#1のように、高度なバグはあるべき姿の再定義を行い、より良いと思われる在り方に変えられるチャンスを内包していると思うからです*6

それでは、また。

執筆時間:1時間44分11秒(javascriptに手間取りました……。)

*1:知らなかったのですが、はてなダイアリーってJavascript使えないんですね。クロスサイトスクリプティング対策のようですが、私見ではこれからjavascriptは利用するユーザーは増えてくると思うので、もったいないなあと思います。

*2:テストはしたつもりですが、もし出ないブラウザがあったらごめんなさい。ここは直します。

*3:ちなみにエビが嫌いなので、天ぷらそばを食べることは無いと思います。

*4:逆に言えば、認識さえ合えばバグがバグでなくなることもありえます。スペースインベーダーの名古屋打ちは、開発者は意図していなかったもののプレイヤーは裏ワザだと思い、結果「裏ワザだよね」と意見が一致し、バグでは無くなりました。

*5:そして瑕疵担保などの条件も含んだ形で、開発者と利用者の間で「仕様だ」「バクだ」という論争が始まってしまうのです。

*6:あ、一応システムエンジニアのはしくれなんで、僕自身はバグなんて大嫌いだし、バグの作り込み防止や発見・除去は一所懸命にやりますよ。念のため。

Linuxのお勉強第一歩

去年12月にノートPCを新調したのですが、古いノートPCをどうしたものかと悩んでました。2004年12月に買ったので、丸6年。箱とかとっていないので、売ったとしても二束三文。かといって処分したらお金を取られる。どうしよう。
 そうだ、実験用のPCにしよう。

 というわけで、やろうやろうと思っていたものの先延ばしにしていた、Linuxの勉強をすることにしました。このPCにLinuxをインストールして触って学んでいこうと思います*1
 なお、今回のエントリは、自分の備忘録を兼ねて書いています。そのため、IT関係の用語が飛び交い専門外の方にとっては意味がよくわからない内容になると思います。いつも弊ブログをよく読んでくれている皆様、ごめんなさい。
 ちなみに。インストールに当たって、買ってほったらかしにしていた以下のムックを参考にしました。

今からはじめるLinux (日経BPパソコンベストムック)

今からはじめるLinux (日経BPパソコンベストムック)

ディストリビューションの選定

 最終的にはemacsとかでバリバリプログラム書いたり、コンソールをバリバリ叩いたりするぜー*2というのが目標だけど、いきなりそんなところ目指しても挫折するに決まっているので、まずは慣れるためにUbuntuというGUIが比較的充実しているディストリビューションを選びました。
インストールCDを焼いてドライブに入れ、インストールしようとしたら、いきなりブラックアウト。少しテンパりながらも無事解決。ちなみに原因はこれでした。
LiberOS | Viva Ubuntu


 そんなトラブルがありつつ、無事インストール完了。

 最初はこんな感じの画面です。windowsに比べたらおしゃれ。

最低限のセットアップは楽勝、でもこれから

 インターネットは無線LANで繋いでいるのですが、設定はWEPキーを入力するだけであっさりできました。firefoxも標準で装備されているので、インターネットはすぐにできました。
 あとは、開発環境やら色々なカスタマイズ。

 ソフトウェアセンターというのがあるらしいので、早速色々インストールしようと思ったら、依存関係がどうたらこうたら、というワーニングメッセージが。LPICの試験で依存関係って見た気がする。しかし、今の僕にその辺の深い理解はおろか、正しい解決策もわからないので、退散。とりあえず今日は、システムアップデート(要するにWindows Updateみたいなもの?)をやって終わりました。


 最終的には、Rubyの開発環境を調えてプログラム作ったり、Linuxサーバを構築できるまでやりたいです。道は遠そうですが……。
 でも、一個だけ収穫が。パソコン詳しくない人の気持ちが良くわかりました。確かに、何もないところから始めようとしても、どっからどうやって手を付ければいいのか見当つかないし、アラートがでるとビビる。ソフトをどうやってインストールするのが正しいのか自信が持てないし、入れたところで使い方が直感てきに把握できない。ちょっとショックでした。
 明日時間があったら、Linuxマガジンとか買ってこよう。原理原則が分かれば、面白くなることを信じて。

*1:VMWareを利用したりデュアル環境を構築すれば、1台のPCでできるのはわかるんですが。まだそこまでを回せる自信が無いヘタレです。

*2:自分で書いてて思ったけど、素人がスーパーハカーイメージしているみたい……。

foursquareのススメ

 一部では今更、と言われてしまうのかもしれませんが、「foursquare」を始めました。で、まだ一週間も経っていないのですが、すでに大ハマリしています。

「タウンビギナー」向けのゲーム

 改めてfoursquareを簡単に説明すると、スマートフォンとかについているGPS機能を利用し、色々な場所にチェックインして皆と情報を共有しようというサービスです。
foursquare公式サイト
 どうしてこんなにハマっているのかというと、もらえる「バッジ」です。最初にチェックインしたら「Newbie」、10箇所にチェックインしたら「adventure」と、ある条件を満たすことでバッチがもらえるというすごくゲーマー心をくすぐる仕様。片っ端からチェックインしたくなります。
 また、ソーシャルサービスなので、フレンドが多いともっと使い勝手はよくなると思います。「ああ、ここに今いるのか」といった情報共有もそうだし、自分で店を発見してお勧めといった使い方もできます。チェックインした場所にコメントを残せるので、初めて来たところで食事をする場所を探すとき、いいコメントが多ければおすすめ、でもチェックインがついてるのは夜だから昼は大したことないのかな、と判断するのにも役に立ちます。
 僕のハンドルネームおよびラジオネーム、タウンビギナーの名前の由来は「初対面の人とスムーズに話すには絶対街の話だ、街に詳しくなりたい!!」と願った若かり僕の事です。当時、foursquareがあったら、今以上に色々なところへ行ってチェックインしまくっていたんじゃないかとも思います。ぶらり途中下車の旅ももっと楽しくなったことでしょう。いや、やった事はありませんが。

観光資源の活性化

 観光資源とfoursquareは相性が良いと思います。一つは「今」を切り取るという点において。つまり、イベントをやっている時にはチェックインが多くなるので、それだけでも何かやっているとアピールになります。また、みんな知らないけど地元の人とかチェックインしている*1ことがわかれば、それが新たな観光資源になる可能性もあります。イメージとしては、レストラン以外にも適用できる食べログみたいな感じでしょうか。
 あ、今後foursquareが爆発的に広まったら、PRのために、地元の人にお願いして色々チェックインしてくださいってお願いするケースも今後は出てくるかもしれませんね。他に、市役所・商店街の広報の人は今からガンガン使っていいと思います。地元アピールとして。

必ずついて回るプライバシー問題

 そういうわけで現時点でかなり気に入っているfoursquareですが、課題もあります。読んでる方は大体想像ついていると思いますが、プライバシー問題です。例えば朝、最寄駅でチェックイン、職場の最寄駅でチェックイン。これを毎日繰り返していると、他人に行動パターンがばれます。「友達に教えない」という機能もあるので大丈夫だとは思いますが、そう考えるとフレンド登録とかは少し慎重になった方がいいのかもしれません。
 もっとも、個人的な意見としては、首都圏の人はそんなに気にすることは無いんじゃないかと思っています。僕の現在の職場は新宿ですが、毎日新宿駅にチェックインしたところで、僕を特定できる人は、もともと僕を知っていない限り無理でしょう*2

ライフログとしての活用

 しばらくはfoursquareでチェックインしまくる予定です。チェックインした情報はfeed情報として流れてくるので、evernoteに流しこんでやればそのままライフログになりますし。どこへ行ったか、今まではevernoteを立ち上げて色々書かなければいけなかったのですが、foursquareなら一発です。foursquareもそうですが、evernotetwitterも他のサービスとの連携がきちんとされていますね。今後webサービスは、連携を前提にアイデアは画期的、実装はシンプルというものが増えてくるんじゃないかと感じました。


執筆時間:1時間6分11秒(←foursquare調べながら書いたので、こんなもんでしょう)

*1:後述したプライバシーの問題がネックで、実現は簡単ではないのかもしれませんが……。

*2:一部の界隈で本気を出されたらアウトですが。結局、最低限のメディアリテラシーの問題は避けては通れない話ですね。

家事の負担軽減のためにタスク管理アプリを導入

 何らかの仕事をしている人で、「仕事をうまく回したい」と考えていない人はいないのでしょう。web上にもiPhoneにもAndroidにも、そんな欲求に応えるかのようにたくさんのタスク管理アプリがあります。もちろん僕も仕事をうまく回したいと考えています。ただ、今のところ仕事は余裕がある状態なので、そこまでタスク管理に気を遣わなくても全然やっていけてます。
 そんな僕ですが、仕事に余裕のある今だからこそ、見直しておきたい作業があります。それは、家事。

時間計測アプリ選定

 今年の目標として「勉強時間を増やすために、工夫をして家事の時間を減らす」という事を挙げました。そのため、まずは今どれくらい家事に時間がかかっているかきちんと測定し、どれを減らすことができるのか検討する必要があります。というわけで、タスクにかかる時間を正確に計測できるアプリを探しました。

今のところ、僕が必要している機能は、普通に時間を測る以外に

  1. evernoteに連携できる機能(計測結果がメールできれば大丈夫)
  2. 計測を一時中断、再開ができる(料理で食材を漬け込んで待つだけといった、いわゆる待ち時間は時間を止めたい)

この二つができることです。


以下、調べたアプリについて書きます。


まずは、役に立ちそうと思ってもともと入れていた「toodledo」。

Toodledo - To Do List 2.1.7(¥350)

iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.3 以降が必要

Toodledo - To Do List 2.1.7
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥350 App
更新: 2011/03/14


iPhoneiPhone
 ググってみたら時間が計測できると書いてあったのでこれを使うつもりでいたのですが、なんと時間が計測できるのはwebからのみ。iPhoneアプリではそもそも時間が計測できません。また、完了したタスクは半年ぐらいしたら消去される仕様のため、evernoteなどに記録を移したいのですが、メールなどの連携機能はありません。*1


スマートな画面が好みの「iTaskTimer」。

iTaskTimer Lite 1.1(無料)

iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 3.1.2 以降が必要

iTaskTimer Lite 1.1
カテゴリ: 仕事効率化
価格: 無料 App
更新: 2010/01/21


iPhoneiPhone
画面デザインは好み。見積もり時間も入力できるので時間とのかい離を測定できるし、秒単位まで合算してくれます。しかし、外部連携は無料版にはありません。有料版はtwittergoogle Calenderに連携可能ですが、メールは飛ばせない?


シンプルさが売り「TimeLabel」。

TimeLabel 2.1.1(¥230)

iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 3.0 以降が必要

TimeLabel 2.1.1
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥230 App
更新: 2010/07/23


iPhoneiPhone
 試そうと思ったのですが、無料版が無かったので試していません。ごめんなさい。ただ、画面を見る限りメール連携機能がなさそう。


そのものずばり、「タスク計測」。

タスク計測 1.41(¥230)

iPhoneiPod touch および iPad 互換 iOS 4.1 以降が必要

タスク計測 1.41
カテゴリ: 仕事効率化
価格: ¥230 App
更新: 2011/03/03


iPhoneiPhone
 こちらは計測できるのですが、計測の一時中断ができませんでした。中断し再開しても、また1秒から計測が開始されてしまいます。履歴を見る限り、バラバラで計測されてしまい合算してくれません。これでは一番測りたい料理とか正確に計測できません。
……と思っていたのですが、集計画面で合算されることを発見。また、この状態でメールの送信も可能でした。

選定完了して早速計測

 いくつか見た結果、前述の自分の要求を唯一満たせそうな「タスク計測」に決定しました。自分の欲求はシンプルだと思うのですが、思ったより選定に難航しました。早速アプリをダウンロードし、今日の家事を計測してみました。

  • 合計 : 1時間09分
  • 夕飯の仕度 : 49分
  • 皿洗い : 6分
  • ゴミ捨て : 5分
  • トイレ掃除 : 5分
  • 風呂掃除 : 3分

今日の夕飯は麻婆茄子でした。そのため、支度と片づけに時間がかかる*2ことを考えると、今日の夕飯の支度時間はMAXに近いのかな、と思います。計測した感想は、

  1. 夕飯の仕度は上下幅がデカイので工夫すれば時間を節約できそう
  2. ゴミ捨て、風呂掃除、トイレ掃除は短縮を考えずに一気に3つやるのが多分一番早い
  3. 皿洗いは料理の最中に片づけをしている効果がはっきり出てる

といったところでしょうか。


また単純に、こうやって時間を記録するのは面白いと思いました。英語を聴いている時間や本を読んでいる時間など、計測してみるとまた面白い発見があるかもしれませんね。これから色々計測してみることにします。

執筆時間:1時間14分35秒(←これもタスク計測で計測しました)

*1:iPhoneアプリで時間計測できるなど、情報知っていたら是非教えてください。

*2:ナスを素揚げするので手間がかかります。また、片づけも中華鍋をすぐに洗って水気を取ったり、床に飛び散った油をクリーナーで拭いたりと面倒です。それでも、作るのはウチの麻婆茄子が至高だと自信を持って言えるから。

自宅作業のセキュリティ、被災地茨城、ここ一週間の活動記録

自宅作業のセキュリティ

自宅作業時のセキュリティを考える(1/2) − @IT
少し前にGoogle Chrome OSが日本の通勤形態を変えるという記事を書いたのですが、こちらは自宅作業におけるセキュリティについてより深く掘り下げた良記事です。シンクライアントは万能ではないというのは同意見ですが、それでも予防という観点から考えると、シンクライアントの導入は一考の価値があると僕は思います。

茨城も被災地です

http://ikkokuya.weblogs.jp/ibaraki_p/
声を届けます。|磯山さやかオフィシャルブログPowered by Ameba
茨城出身の先輩が「水戸だって被災地だ」と。この二つの記事をぜひご覧ください(下の磯山さやかブログはコメント欄を)。

ここ一週間近くの活動記録

Learn by doing -習うより、慣れろでブログ始めました- 助けあいジャパンとリーダーシップ
http://kumadaiworks.blogspot.com/2011/03/blog-post.html
ProjectMeshリーダー、@yuu_keyさんと動画ディレクター@kumadaitatami さんのブログ。微力ながらこの辺の活動についてお手伝いさせていただきました。リーダーシップとは何か、という事を聞かれたら僕は「物事にコミットする力」と答えます。それが、お二人のアクションとブログ記事を読んだ感想です。今後ともよろしくお願いします。


加藤たけしの「1日1歩」 ~1年経てば365歩前へ~ 内閣官房震災ボランティア連携室 連携プロジェクト「助けあいジャパン」本サイトもオープンしました!
いつも記事のセレクトが秀逸な加藤たけし@takeshi_kato さんの助け合いJAPAN発足についての記事。ボランティアがどうやって効果的に連携していくか、未知の領域です。だからこそ、今後のためにも成功してほしい。
こちらも、翻訳でちょっとだけお手伝いさせていただきます。


震災から一週間近くがたって、僕がやろうとしていたのは「ただの日常を取り戻そう」としていたことだったのかな、とふと思いました。この辺、色々を書き起こすのはまだ先の話になりそうです。

執筆時間:35分