今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

20200726 ソニック・亀戸餃子・自由からの逃走・スパイスカレー

ソニック・ザ・ムービーを見た。

 

sonic-movie.jp

「ソニックが可愛くないので全面的に書き直し」「ソニックの声優が金丸淳一さんじゃない」など、公開前はネガティブな情報が多く心配だったのだけれど、実際に観てみると、ネガティブな前情報はあっさり吹き飛ばせる出来だった。

  ソニックが地球へ逃げて、保安官トムと共にドクター・ロボトニック(後のドクター・エッグマン)と立ち向かうアドベンチャー映画。単純にソニックがひたすら走りまわる様は観ていて爽快。脚本も、主人公のソニックと適役のドクター・ロボトニックが「特異なな才能を持ちながらずっと一人ぼっちだった」という共通点を書いた上で、ソニックが初めてトムと友だちになれた時が「自分ではできないことを認めた時」と、きっちり物語としてのターニングポイントを設けているから、引っかかりがなく没入できる。

  観たのは吹替版。ソニックの中川大志は全然良かった。金丸淳一さんに大きくこだわりがなければ何も問題は無い。ロボトニックの山寺宏一は、聞いた瞬間山寺宏一だと分かった。

  シンプルに楽しい映画としてお勧めできる良作。

  

  ソニックを観たあとは亀戸餃子。

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tabelog.com

  店員がマスクをしていること以外は今までと変わらないように見えて安心した。

  ビールと一緒に餃子を食べるのは最高だけど、この後の予定も考えて今日はぐっと我慢。今度来る時はビールを飲みながら餃子を食べようと誓う。


  ジムに行く予定を立てていたけど、今週の読書会に間に合わないので、エーリッヒ・フロム「自由からの逃走」を読み進める。

自由からの逃走 新版

自由からの逃走 新版

 

  大学生の頃に読んだ時はさっぱり要領を得ず理解できなかったんだけど、今読むと理解できるところが多く、新鮮な気持ちで読み進めることができている。4章まで読了した時点では、この「自由からの逃走」は、第二次世界大戦が終わったあとも克服できないどころか、インターネットやSNSで情報の流通コストが低くなったことで、さらに傾向が強まっているように思う。

  もっとも、文章の内容を正確に読み解いたり章間の関連を読み解くなど、きちんと理解したり批判的な読み方はまだできていない。読書会が終わった後、もう一度読んで再度、自分の中で腹まで落とし込まないといけない類の本なのは間違いない。

 

 

夜はスパイスカレー。

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  今回はセロリと長ネギを茹でてペースト状にしたものを入れて作る。トマトやヨーグルトを使った時と比べて、後味がスッキリしていて悪くない。基本的にはがっつりした味が好みだけど、具材や気温によっては、こちらのカレーも十分選択肢に入るし、スパイスや具材の方を変えることでバリエーションもいろいろできるはず。

  最近、スパイスカレーの具材やアイディアが浮かんでくることが多く、また作りたくなっている。想像していたより、スパイスカレーを作ることにハマっているらしい。当初の想像よりスパイスカレーを作るコスト(値段だけでなく作る手間も含む)が低い上に、ロジックがあるからバリエーションの作り方の理解が進み、楽しく作れていることが大きな要因のように思う。 

  改めてオススメの本。とりあえずこれ一冊あればスパイスカレーは作れる。

  今年読んだ本の中でオススメを上げるとしたら、この本は間違いなく入る。