今週のお題「買ってよかった2021」
この時期になると「買ってよかったもの」特集をよく目にします。なるほど、1年を振り返る意味でも書いてみるのも面白そうだと思うので、試しにやってみます。
第10位:LEDリングライト(女優ライト)
1000円程度で買えるUSB充電式のLEDリングライト、通称女優ライト。Zoom人狼や会社のオンライン会議で、自分の顔をカメラで映しているのですが、顔の影がいつも気になっていました。近くにある机の蛍光灯をつけて対策してみたものの、うまく調整できず難儀していましたが、このライトの効果は抜群でした。影が無くなり、明らかに顔が明るいです。ライトの有無で思った以上にこれだけ印象が違うのかとびっくりしました。値段もお手頃なので買って良かったです。Web会議などで顔を映す機会のある人は、こういったライトを買って損はないと思います。
第9位:ScanSnap Xi1600
10年以上使い続けていたScanSnapが、うまく紙を送ってくれず紙詰まりになることが頻繁に起こったため、諦めて買い替えました。予定外の出費で憂鬱だったのですが、結論から書くと「なんでもっと早く買い替えなかったんだ」と思い直すくらいに良い買い物だったと思います。
特に良かったのは、
- 紙をスキャンするスピードが明らかに早くなっている
- レシート・名刺等の書類を自動的に判別してくれるので、いちいちスキャンごとに設定をしなくてよい
- ScanSnap Cloudに送ることでEvernoteなどのアプリに自動的に連携してくれる
です。
以前のブログで、ScanSnapを買い替えたらレシートを読み取る習慣はなくなるのかもしれないと書きましたが、蓋を開けたら、「もっとレシートを読み込ませたい」と思うようになりました。レシートをマネーフォワードに連携できると良いのですが、残念なことにマネーフォワードへの連携はありませんでした。freeeなどの会計ソフトへの連携はあるので、このまま拡張を希望します。でも、今のままでも充分に使い勝手は良いと思います。
第8位:無添加プルーン
おやつとしてプレーンヨーグルトを食べているのですが、ヨーグルトに入れて美味しい果物をいろいろ試しています。冷凍マンゴーやパイナップルも良かったのですが、プルーンはヨーグルトに投入してから、時間を経ずにそのまま食べてもよし、すこし時間をおいて柔らかくしてから混ぜて食べてもよしで、気に入りました。整腸作用があり、お通じが良くなるのも大変助かりました。来年以降も、定期的に購入して食べます。
第7位:英語力・知識ゼロから始める! 【エル式】 米国株投資で1億円
米国株投資には全く知見がなかったのですが、入り口となる教材としてとても良いと思いました。
- ホーム・デポやチャーチ・アンド・ドワイトなど日本では知名度の低い銘柄もしっかり紹介していること
- プラン別の投資方法がわかりやすい
- 最強の10銘柄が参考になる
- あとがきの「いかにお金を使うか」のメッセージ
が特に刺さりました。この本を読み終わった後に米国株投資を始め、今年はある程度の運用成績を残せたので、そういった意味でも良い買い物でした。リスクのない株式投資はありませんが、来年以降も良い運用ができるように、適宜読み返すつもりです。
第6位:長岡先生の授業が聞ける高校数学の教科書(音声DL付)
今年は、機械学習の勉強中に微積分が全くわからかったことがきっかけで「数学を勉強し直すしか無い」と決意した年でした。それから勉強を始めたのですが、
- 勉強し直すのは微積分だけで本当に大丈夫なのか
- 線形代数も勉強しているけど、そもそも前提知識が足りてなさそう
と、高校数学からやり直すべきと思い直し、高校数学を勉強するための教材を探していて見つけた本です。この値段で高1から高3の数3・数Cまですべてカバーしてる上、著者の長岡先生の講義音声ファイルがダウンロードして聴けるのは、コストパフォーマンス的にも素晴らしいです。音声ファイルの長さは合計で6日(!)以上のボリュームで、全部の履修には大変な時間がかかります*1。それでも、微積分に限らず三角関数や二次方程式など、かつて勉強していたけどよく理解していない単元や、極限・行列といった未学習の(文系だったため、数3・数Cは学習していませんでした)範囲も1冊でまとめて学習できるのは大変楽です*2。現時点ではまだ数Ⅰの学習すら終了していませんが、あせらず少しずつ進めて、改めて理解を確実にしていきます。
第5位:WH-1000XM4
これまで使っていたヘッドホンが少し調子が悪くなったこともあり、思い切って新調したノイズキャンセリングヘッドホン。一発で「買ってよかった」と確信しました。没入感が違い過ぎます。雑音が消えて一音一音がクリアに聞こえることで、音楽を集中して聴けるのはもちろん、前述の長岡先生の授業もより集中して聴けます。最近ではNintendo SwitchもBluetoothヘッドホンに対応するようになったため、Switchのゲームもヘッドホンを着けながらプレイすることが増えました。仕事ではあまり使わないのですが、まとまった作業時間が取れて、作業を集中的にやりたい場合に使うことがあります。
この買い物は、「物事に集中するためのデバイスを手に入れた」と捉えています。良い買い物でした。
第4位:LOST JUDGEMENT
通称「キムタクが如く」の第二弾。プロジェクト大炎上中に発売されたので、購入はしたものの「当分プレイはできないな…」と諦めていました。しかし、仕事の一番の山を越えてたまたま時間が取れたときに試しにプレイを始めたところ、あれよあれよとハマってしまいました。しまいには、プロジェクトが落ち着いていないにも関わらず睡眠時間を削ってまでプレイしていました。メインストーリーのテーマの重さ、ユースドラマの遊び心とゲーム性の高さなど、前作以上に楽しめる要素が満載でした。
特に気に入ったのはバトルと相馬和樹・桑名仁のキャラクターです。バトルは新しいバトルスタイル「流」が増えたことにより、バトルスタイルをポンポンと入れ替えながら敵を倒すのが楽しく、たるみがちな街中の通常の戦闘も、楽しくプレイできます。
本作の敵キャラである、相馬和樹と桑名仁は、どちらもキャラクターが立っていて、素晴らしかったです。玉木宏演じる相馬和樹は、BGMのViperも相まって「おっかない人物」感が半端ないボスキャラで、「油断したらあっという間にナイフで切り刻まれて死ぬ」と緊張しながらバトルしたのを覚えています。山本耕史演じる桑名仁は、芯の通った人物ではあるものの、相馬とは別ベクトルの「わかりあえなさ」がつらく、やるせなさを感じました。どちらもバトルがある種の「対話」になっていて、八神と桑名と相馬は、こういった形で激突するより他なかったのだろうな、エンディングを迎えながらぼんやり考えました。
ただ、このあたりの考察や感想は、もっと丁寧に書くべきだと思っていて、時間を言い訳に言語化をサボってしまっているのは反省です。「ゲーム」というカテゴリーでは後述する1位があるため2位ですが、今年1番面白かったゲームは何かと聞かれたら、間違いなく本作です。
第3位:ウット
市販薬の精神安定剤。「精神安定剤」と書くのは語弊がありますが、8月のプロジェクト大炎上は、これが無ければ乗り切れませんでした。このウットのおかけて精神がある程度落ち着き、特に睡眠が安定したことは非常に助かりました。その後心療内科で正式に抗不安薬を処方してもらったこともあり、それ以来使用はしていません。当面再服薬は無いと思いますが、「今年買ってよかったもの」には間違いないので、今後のために記録も兼ねて書きました。
なお、服薬などにあたっては十分に説明を受けた上で服用すべきであることを、念のために書き添えておきます。
第2位:郫県豆瓣醤
はてなブックマークのブコメで紹介されていた豆板醤。「ピーシェントウバンジャン」と読めないくらい存在を知りませんでした。オススメされたので実際に購入して調理してみると、ただ辛いだけでなく、塩気とコクがあり、味が豊かになりました。この味の素晴らしさを知ってしまったので、麻婆豆腐など豆板醤を使う料理は、すべてこれに置き換えました。驚いたのは、単に野菜を炒めるだけの料理も、郫県豆瓣醤を入れることでちょっとした料理になることです。もう普通の豆板醤は買う気になりません。自宅で中華料理や炒めものを作る人は、絶対買ったほうが良い一品です。今後の自炊生活を大きく変えたのは間違いないので、この順位です。
第1位:リングフィットアドベンチャー
今年の一位は間違いなくこれです。ずっと品切れだったリングフィットアドベンチャーがいつの間にか普通に買えることを知り、即購入しました。緊急事態宣言でジムに自由に行けない時も自宅でトレーニングができるのは大変ありがたかったです。加えてゲームとしても普通に面白く、飽きずに楽しめます。 仕事が忙しいときも、ちょっとだけでもやることでトレーニングが継続できるのは精神衛生としても良かったです。現在はステージ23まで進み、通常のステージを終えるまであとちょっとです。ただ、まだまだステージはあるらしいので、これからも楽しみながらトレーニングを続けます。
(確か)今年買ってよかったものというテーマで記事を書くのは初めてです。書いてて思ったのは、今年の振り返りとして「買ったもの」というテーマは非常に相性が良いということです。順不同でリストアップしようかと思いましたが、自分にとって何が大事がよりクリアになるかなと思い、ランク付けしてしました。個人的にはランク付けは楽しく、書いていても楽しかったです。これは来年も書きたいですね。