お誘いを受けて、午前中は東京ミステリーサーカスへ。公演は「崩壊するネルフからの脱出」。
ネタバレ禁止公演のため詳細を書けないのが残念だが、最後の最後で詰まって脱出できなかったのが悔しい。最後の謎を解くための手がかりはあったし、偶然解ける可能性もあったこと考えると、ちゃんと足掻くこともできていなかったことがわかったので、余計に悔しい。
友人達と別れ、西早稲田のメーヤウに。
メーヤウは学生時代からの行きつけのカレー屋で、惜しまれつつ閉店してしまったのだけど、クラウドファンディングが成功し(もちろん支援した)、7月に復活したので、行くことに。
経緯などの詳細はこちらを参照のこと。
店内で食べたかったけど、残念ながらコロナの影響でテイクアウトのみのため、チキンカレー持ち帰り、戸山公園で食べる。
チキンカレーは本当に辛かったけど、美味しかった。辛さを我慢しつつ一気に食べるあの興奮が蘇った。
ポークカレーもあるので、次回はポークを注文する。
その後図書館に寄り本を読んでいたところ、鞄の中に東宝の株主優待があることに気付いた。本来は5月末までの期限だったが、調べてみたらコロナの関係で有効期間が7月まで延長されたのこと。急いで映画を観ようと、日比谷へ向かう。
観たのはダークナイト。
評判が良いことは知っていたので、復活してくれたのがありがたかった。上映は二時間半でちょっと長く感じたが、「これでもか」とジョーカーがバットマン達を翻弄し、底知れぬ悪意をむき出しに対抗する様に目が離せなかった。バットマンの悪役であるトゥー・フェイスのことは知識だけ知っていたが、トゥー・フェイスの誕生の経緯は、心が重くなった。ハービーが顔半分に火傷を負い、「ナイト」では無くなるのは、胸が締め付けられた。人は栄光ある高い場所から落ちるとダメージを受け、「実際以上に」沈みこんでしまう。人間の反転は、おっかない。
作中でジョーカーは「計画なんかない」と話していたが、巧みにレイチェルとハーヴィーを分けたり、フェリーに爆弾を仕掛けて押すかどうかを決めさせるのは、どう考えても計画的であると思わざるを得ない。
とにかくジョーカーは人々を分けたがる。分けて、お互いがどう何を考えているのかをわからせないようにする。この続編のダークナイト・ライジングやジョーカーは未見だが、どちらも映画館で見たい。あの緊張感は映画館だからこそ味わえた感覚だったと思うから。
映画を見るようになったのはここ2・3年で、あまり映画の感想と書くのに慣れていない。各シーンの映像の心や音楽、俳優のセリフや表情など、あるいは過去の映画の話や裏話など、本以上に感想が多岐に渡ること、(DVDソフトならできるけど)見返すことが本より難しいから、正確な記述ができにくい、というのもある。それでも書き続ければ、少しは自分の言いたいことや感じたことを書き表せるようになるのだろうか。
「タンドール料理 ひつじや」の二色カレーとタンドリーチキン。
頼んでから昼もカレーだったことを思い出したけど、カテゴリが違うから、これで良いと思い直した。残念ながら映画館の特典の割引対象外の店だったけど、まあ美味しかったのでいいやと思い直した。