今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

マンスリーレポート4月分 -サービスローンチ・引きこもり生活絶好調-

振り返れるうちに振り返りを。

 

townbeginner.hatenablog.com

4月のカードは、

4月:カップの9・逆位置

キーワード: 計画通りにいかない・失敗する・先行きが見えない・経済的な悩みを抱える・読みを間違える・援助を失う

…とあったのですが、 当てはまるのは「先行きが見えない」くらいで、それ以外は今のところ全く当てはまっていません。ありがたいことに。

 

コロナ騒動を受けてのサービスローンチ

  御多分に漏れず所属している会社も在宅勤務に移行したのですが、そんな在宅勤務に対するサービス急ピッチで進めていて、無事リリースしました。

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  元々動画サービスは想定していなかったので「計画通りに行かない」というのは確かにそうなのですが、最初に案が決まってからローンチまでは(休日出勤も含めて急ピッチだったとはいえ)予定通り進められたので、良かったなと。

  仕事は不透明な状況が大きく、売上も経つかどうかという不安定な状況ですが、いったん自分の仕事という意味では評価もいただけているので、このまま足元を固めてつつ新しいサービス・売上を提供できるような活動を行って行く所存です。

 

   余談ではあるけど、今の組織になってから仕事が絶好調に近いです。部長が「心理的安全性を保つ」ことを大事にしたいと話していたけど、自分が活動できているのは間違いなくこの「心理的安全性」のおかげだと思わざるを得ません*1。快適な環境を守れるよう、引き続きがんばります。

 

引きこもり生活絶好調

  外に出られないストレスはあるものの、4月から本格的に始まった引きこもり生活は、会社やTwitterなどで繋がっている他の人と比べてみても、明らかに絶好調です。4月から再び日記をつけ始めましたが、書くことも多くネタには困りません。また、これまで積んでいた本や書き途中だったブログの記事など、積み残したものを確実に消化できたという満足感でいっぱいです。

  マイナス点は、ジム・プールに通えなくなったこと。運動の習慣を継続させたかったのですが、仕方ないので、モビバンやアクションダイエットの動画を参考にトレーニングを続けています。1日の運動量がどうしても少なくて、体重や体脂肪率が増えてしまっているのですが、これまでよりはマシと割り切ってトレーニングを続けます。ソーシャルディスタンスにより注意しないといけませんが、マスクをしてランニングのような有酸素運動も検討したほうが良いかもしれません。

 

  ちなみに5月のカードはこちら。

5月:ワンドの騎士・正位置

キーワード:新たなる旅立ち・人生の岐路・キャリア上の願望・目標達成・立身出世・予測していなかった変化が最高の結果をもたらす

 

  4月はいい意味でカード通りでは無かったのですが、5月は名実ともに良い結果を生み出せますように。

 

 

  余談ですがUdemyやN予備校など、オンラインの学習環境が急速に整っているのはとてもありがたいです。6月のカードは、

6月:隠者・正位置

キーワード:内省思慮・深さ・静かな暮らし・真実を求める・不言実行・1人で過ごす時の中で光明を得る・内的成長

   なので、5月と6月はこういったオンライン講座を真剣に取り組むことで、成長が得られるという暗示の可能性があります。なかなか楽しみです。緊急事態宣言は5月6日以降も続く見通しですが、今のところあまり悲観はしていません。外に出れないのであれば、防衛線をやりながら新しいことに備えるだけです。

 

www.nnn.ed.nico

N予備校。プログラミング講座だけでなく、高校相当の授業も全て開放ってすごいな。地理や数学、学び直そうかな。

*1:もちろんそう思う理由は、これまで一切心理的安全性が無いような職場しか無かったからです…。

マンスリーレポート3月分 -コロナショックで資産が溶ける-

いつもの振り返り。

 

townbeginner.hatenablog.com

 

3月:ソードの2・逆位置
キーワード: 迷いや不安・忍耐を強いられる・障害や困難を乗り越える・辛い状況から抜け出すため試練に立ち向かう・何らかの選択を迫られる

  まあ、主に資産に関する話で当てはまったなあという感想です。新型コロナウイルスショックで、株価は大暴落。当初は何とかなるだろうと静観していたものの、結局耐えられず、積み立てていた日経インデックス・外国株式インデックスを手放しました。4月の戻りを見ていると、焦りすぎた感もありますが、売った後もしばらく結構な勢いで下がり続けたので、自分としてはこれが限界だったなという感想です。

  一番儲かったインデックス投資は、「投資してほったらかして死ぬまで何もしなかった人」という話を聞いたことがありますが。真実を突いていると思います。一旦ノーポジションに戻しましたが、DCは全く何もしていない(投資金額・ポジション変更なし)ので、こちらは試しに本当に何もしないことにします(どうせ引き出せないし)。

 

  そういえば10年前、株価や為替が大変動しているので、面白がってFXにも手を出したのを思い出しました。結局損しかしませんでした。今回も、値動きが面白そうな感じがしましたが、在宅勤務など仕事が慌ただしかったので止めました。 

  正解だったと思います。

 

  普段は仕事やお金の話はそんなにしないのですが、こういう非常時には、どうしてもそっちに関心がいってしまいます。そっちにどうしても関心がいってしまいます。なんだかんだで、自分は仕事やお金について執着してるのだなと感じざるを得ません。

 

 

 

全面改訂 超簡単 お金の運用術 (朝日新書)

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マネーと常識

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  インデックス投資を始める切っかけとなった本二冊。 こういう非常時にこそ読み返したほうが良いのかもしれない。「マネーと常識」の、「投資を遅く始めて失うのは、最初の1年間ではなく最後の1年間」というのは、投資に限らず適用できる考え方で、何かあったらとにかく小さくでもいいから初めてみるというのは大事。

2020/04/30 松屋のごろごろ煮込みチキンカリーが復活したとツイートできなかった

  買い物しようと街まで出かけたら、松屋の暖簾が「ごろごろ煮込みチキンカレー限定復活」とお知らせしていた。昼どきだったので迷わず入った。

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  松屋のごろごろ煮込みチキンカリーは、スパイスが効いていて、チキンも大きく食べごたえがあり、本格的なインドカリーと遜色無いんじゃないかと僕は思っている。

  要するに、僕はごろごろ煮込みチキンカレーが大好きだ。

 

 

  ごろごろ煮込みチキンカレーを写真に撮って食べた。本当は、この要素をツイートしたかった。「松屋のごろごろ煮込みチキンカレーが復活したぞー!!」というのはとても嬉しいニュースだ。大ニュースだ。本心から言いたいことだ。でも、今日はツイートするのをためらってしまった。松屋のごろごろ煮込みチキンカレーが復活したというニュースを見たら、当然外に行って食べたくなる人がいるだろう。たまたま僕は買い物に行く時に松屋を見かけたから知ったけど、もしネットでこれを知っていたら、出かける用事が無くても松屋に行っていたかもしれない。

  そもそも昼に外食することは不要不急の話ではないし、ましてや、松屋のごろごろ煮込みチキンカレーが復活したとツイートすること自体は、何にも問題が無い。しかし、これで外出を促進させかねない行為をとって本当に大丈夫なんだろうかと戸惑ってしまい、結局ツイートできなかった。

 

  ふと思った。松屋にしてみれば、ごろごろ煮込みチキンカレーというのは(きっと)キラーコンテンツの一つだ。売上が激減している中での施策の一つとして復活しているだろうに、変な気を使われてツイートしてもらえないというのは辛いな、と。そもそもテイクアウトできるのだから、ツイートすること自体には、やはり別に問題ない。

 

 

  というわけでこの日記を書いているのだけど、ツイートできなかった理由はきっともう一つあって、「怒られたくない」というのがあるんだろうなと書いてて気付いた。

   今、世の中の行動指針はあるようで無いし、自粛の程度も人によって様々だ。その「曖昧さ・差異」と「不安に由来する攻撃性」が合体すると、人は程度が揃っていない人間に対して激しい攻撃を始める。いまのところ、そういったことはネット上のみで、自分の周りの世界では観測していないのだけど、自分の身の回りで観測することも現れるのかもしれないと、覚悟している。

 

はだしのゲン(1) (中公文庫コミック版)

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  今の様子って戦争中みたいだなと思い、参考になるかもと思って購入。

  描写がまんま Twitterなどで見かけるような「自粛警察」と呼ばれる行動原理そのまんまだった。メンタルがなかなか削られるけど、最後まで読む。

 

2020/04/29 ずっと観ていなかったキングスマンを観る

  今日は何をしようか、全く考えていなかったことに気づく。勉強するかゲームをするかと思ったけど、ふと、今までちゃんと観ていなかったDVDなどがあることに気付いた。いい機会だからちゃんと観ようと思い、Blu-rayディスクを買ったものの一度も観ていなかった「キングスマン」と「キングスマン・ゴールデンサークル」を観る。 

キングスマン(字幕版)

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  • 発売日: 2015/11/25
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キングスマン: ゴールデン・サークル (字幕版)

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  • 発売日: 2018/03/14
  • メディア: Prime Video
 

   007に代表される、いわゆる「スパイ映画」は実は1度も見たことが無く、劇場で観たスパイ映画はこれが初。随所の傘やライターなどの小道具が変形して武器になるハチャメチャなアクションシーンとサウンドが非常によくマッチしており、全く見てて飽きなかった。ジャンルは全く違うけど、アクションを観る楽しさという意味では、ジャッキー・チェンや少林サッカーのような感覚を覚えた。

 

  ストーリーはどちらも単純明快ながら、特にゴールデン・サークルは「酒と麻薬」についてのテーマで、「麻薬組織を倒してめでたしめでたし」というより、「何を善の嗜好品・悪の嗜好品とするかという闘争劇」とも観えた。もし普段飲んでいるお茶やコーヒーが、悪と糾弾されて死に至るウイルスを混入されたら、間違いなく自分はアウトだ。そう考えると、ドラッグをやっていた大統領側近の「善良な市民」というのは、「完全無欠の清廉潔白な市民」という意味にはならなくなる。誘惑があったらなびかざるを得ない、どこにでもいる市民になる。

  キングスマンは、どこにでもいそうな「エグジー」という市民を「紳士」に仕立てる組織として描かれている。

  キングスマンは、市民の味方だ。

 

 

  そういえば、キングスマンではバレンタインがマクドナルドをハリーにご馳走し、ゴールデンサークルではポピーがハンバーガーを作っている。ハンバーガーも庶民に馴染みの深い食べ物だが、こちらは悪の象徴になっている。ハンバーガーは食べないというイギリスとアメリカの対立軸とも読める。この辺、もう少し考察すると面白そうなので、またキングスマンは観ると思う。そもそもこういった考察を抜きにしても、純粋にスカっとする映画なので。

2020/04/28 せっかくschooを視聴するために休暇をとったのに

  1日早いGW休暇スタート。GW休暇を早めた理由の一つは、schooでMaaSに関する授業を聴講するためである。 

schoo.jp

 

  MaaS(Mobility As A Service)は、以前に#meetALIVE というイベントで知ってから個人的に気になっているテーマである。

note.com

  運輸・物流の課題を解決し「移動」についての新しい体験も想像しうる、なかなかに未来の匂いのするテクノロジーだと感じている。コロナウイルスにより、人の移動は激減、一方で物を運ぶ「物流」は稼働が激増し持たないなど、運輸に関する課題が一気に噴出してきた感がある。これは絶対に聴いたほうが良いと思い申し込んだ。

 

  しかし、聴講しているうちにどうにも集中力が続かなくなってしまった。これは授業がつまらないわけではなく(むしろ面白く、講義中にも質問をした)、オンラインでの長時間の聴講自体がそもそも負担なのかな、と思った。今まで受講したスタディサプリなどの講座は、1単元が10分~20分程度の動画で、それを繋げて視聴していた。今回の動画は1時間の講座が6つもあるので、そりゃ集中力は続かないよなあと妙な納得をしてしまった。仕方がないので途中で切り上げて、続きは別の機会に視聴することに。

  イベントやカンファレンスで実際に聴講している場合は、あまりこういうことは起こらなかった。もちろん当てが外れてつまらなかった場合は別だけど、1日カンファレンスに参加していても、集中力が続かないということは無かった。オンライン特有の、集中するための仕組みが欠けていたのだろうか。

 

  GW休暇初日としてはいささか残念なスタートではあるけど、負い目を引きずり過ぎては良くない、と思いながら布団に入った。

 

2020/04/27 会社の飲み会は全部Zoomになればいいのに

  本日の仕事は問題なく終了。4月になり、異動で去った人や新しく入った人もいるので、Zoomで歓送迎会をやることに。

 

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残り物と、近所のスーパーで買った魚やお菓子。

 

  Zoomで歓送迎会をやるのはこれが初めてだったけど、結論から言うととても良かった。満足した理由は以下ニ点。

1.時間が来たら絶対に終わる

  時間が来たら強制的にZoom会議が終了するので、オフラインの飲み会にありがちな、時間を過ぎても店を出ずにダラダラと長く居ることが無い。オフラインでは、別に終わればいいじゃんと思っていても、なかなか外に出られなかったりするので、時間が来たらぴったり終わるというのは、心理的に心地よい。

 

2.自分の好きな食べ物・飲み物を安く揃えられる

  自分の好きな料理を自分のペースで食べられるのは、満足度が高い。事前に買い出しに行く、自分で料理を作る、という手間はあるけど、その分費用も安くなった。事実、今回はビールを2缶飲んで、結構食べたけど、2000円程度で済んでいる。普通の飲み会よりずっと安い。

  サラダや焼き物・揚げ物など、通常の居酒屋の定番メニューのように揃えると手間も多く大変だが、品数を絞ってしまえば、手間も大したことはない。

 

 

 総合的に、会社の歓送迎会はZoomの方がずっと良かった。大勢が参加するような歓送迎会では、確かにZoomは適用できない*1けど、小規模な人数であればこちらのほうがずっと気軽に参加できる。コロナが落ち着き、実際に居酒屋に行けるようなったら、多分このZoom歓送迎会も終わってしまう気はする。けれど、スパっと参加してサッと終わって帰れるというのは、時間を有効に使えた感覚が強くとても良かったので、なんとかこの文化は保てないものだろうか。

  いいと思うんだけどなあ。 

 

*1:1人が話しているのをみんなで聞くような形になってしまうため。まあ、元々Zoomは会議を想定しているものだから、仕方ないとは思うけど。

2020/04/26 自転車で好きな街の今を見てきた

  ずっと気になっていたので、運動不足の解消も兼ねて、いつもよく行く街が今どうなっているのか、自転車で一通り見てみた。

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  12時少し前の秋葉原。歩行者天国はやっておらず、人もまばら。こんな昼間に人がいない秋葉原、見たことがない。

  ちょっと予想していたけど、絵を売ろうとしてギャラリーに引き込む、いわゆる「エウリアン」は残っていた。街が荒廃しつつあると感じた。


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  九州じゃんがらラーメンは当面の間休業。思い起こせば、中学の頃から通っていたので、都合30年近く食べ続けていることになる。辛い中学時代の時からずっと通っていて、僕にとっては、もはやただのラーメン屋ではなくセーフスペースに近かった。20歳の誕生日、誰からも祝ってもらえなかったので、慣れないビールを1人で飲みながら、明太子に角肉・カピタン入とトッピングを豪勢にしたじゃんがらラーメンを食べた事を、今でもよく覚えている。秋葉原の心象風景の一つとして、ずっと覚えていることになると思う。


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  神保町へ向かう。三省堂書店は休業、やはり人が全然いなく、ジョギングしてる人をたまに見かける程度。


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  行きつけのボードゲームカフェ「アソビCafe」。Twitterの告知の通り、5月6日まで営業停止。5月7日以降、本当に営業が再開できるのか、本当に気がかりである。

 

  神保町の書店のいくつかは営業していて、店内にも、まあまあ人が居た。ソーシャルディスタンスを保てているかどうか、ちょっと怪しかった。でも、ほとんどの店が休業してる中で一部の店舗が営業している様は、潜水中に息が持たず、やむを得ず水面に上がって必死で息を吸っている様にも見えて、営業していることを責める気には全くなれない。  



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  上野。松坂屋も営業しておらず、人は閑散としている。秋葉原・神保町と同様、行きつけの店は大体休業していた。

  人が居ない街を見るのは、最初は珍しさが勝ってて面白がっていたのだけど、次第に気持ちが沈んでいった。

  最悪の場合、街が死ぬ。

  その事実は想像以上に心に負担をかけていたらしい。

 

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  とんかつ山家のロースカツ。

  行きつけの店が軒並み休業している中、営業していることを発見し入店した。入り口付近のアルコールスプレーで手を消毒し、ロースカツ定食を注文。幸か不幸か、お客さんはそれほど入っておらず、近い距離を気にする必要は無かった。

  マスクをした板前から皿を受け取り、ありがたく食べる。

  揚げ物の技術が無いことや油の処理の手間を面倒くさがっているので、家で揚げ物をする機会はまずない。こういった、家ではできない料理を外食で食べられるというのは、本当に幸せなことだと心に留めた。料理は素材だけでなく、技術や手間、器具、空間といった、あらゆるものの結晶である。

  願わくば、自分が作れない料理を味わえる日が続きますように。