今日も知らない街を歩く

雑記に近い形でちまちま書いていきます。

今年の目標は「毎日2000字以上の文章を書く」だけ

  いわゆる「今年の目標」を年始めに立てることを毎年行っているのだけど、今年は試しに一つだけに絞ってみることにする。

 

今年の目標:毎日2000字以上の文章を書く

 

今年はこれ以外の目標は一切立てない。理由は以下。

  • 身も蓋もないけど、過去に目標を何個も設定したところで守れた試しがなく、どうせ忘れてしまうのであれば、いくつも立てるだけ無駄だと考えているため
  • 「アウトプットする」という力を鍛えれば、「インプットする」ことについても自然に改善ができるのではないかと仮説を建てたため
  • 「2000字」は原稿用紙5枚分の枚数で、これを定期的に書けるだけの力をつけることで、文章のネタを探す力・構成をする力が付くのではと考えているため(基礎訓練のイメージ)

 

この目標についてレギュレーションは以下の通り。

  • 書く文章の内容は何でもOK。ブログなどに公開する文章、仕事などの理由で公開できない文章、どちらでも問題ない。ただし非公開文章を2000字以上書いた場合は、ブログを書き起こして非公開文章を書いたこと、非公開文章の内容を書ける範囲で申告すること
  • Twitterの文章はノーカウントとする。ただし実況中継以外の連続ツイートはカウントする。もっともその場合は、ブログを改めて起こして文章を再構成することを推奨する。
  • この目標を守れなかったときのペナルティーは特に設けない。ただし、必ず月ごとに振り返りができるよう、「守った」「守らなかった」の記録はつけること
  • 締切は原則日付が変わるまでとするが、何らかの事情で日付が変わり寝る前に投稿したものは許可する。ただしその場合は日付が変わってから書いた旨を記録すること。

  

  去年はテレワークのおかげで通勤時間が減った分、読書に充てられる時間が増えた。一昨年の終わりより参加させてもらっている読書会もオンラインに移行し、それにより読書会に参加しやすくなり、参加回数も明らかに増えた。読書会は本の読了が必須のため、読書量は増えているはずである。それなのに、読書で得たはずの知識や感覚・思考がどうにもしっくりこないというか、体重の乗った思考に移しきれていないという感想を抱いてしまっている。去年の読書で一番印象に残っているのは、フーコーの「監獄の誕生」。しかし、印象に残ったのは「内容がさっぱり理解できない」という印象であり、フーコーは自分には合わないという記事を書いたことで、フーコーの思想そのものを自分の思想や思考に取り込めたわけではない*1

  もしこの体験をブログの記事として起こしていなければ、このインパクトも忘れ去ってしまっていた可能性は全然ある。何しろ今となっては、1年前の1月にどう過ごしていたのか全然思い出せないくらいだ。それくらい生活に変動が起こってしまっては、記録をしないとすぐに思い出せなくなる。それは嫌だと、どこかで本能的に思っている。

  ※余談だが、読書記録はnoteでも書いたのだけれど、読書記録が複数の媒体に散らばってしまうと参照もしにくい上、note自体も媒体として信頼性が高いとは思えないこと、文章を書くことについてははてなブログで不都合は無いので、noteが今年5月までにエクスポート機能を実装しなければ、noteの更新を停止してはてなブログに一本化する予定でいる。

 

  「2000字以上書くこと」について、音声入力が鍵となるのは間違いない。テレワークで仕事の合間に音声入力でブログ記事を執筆したことがあったけど、文章の分量自体も増えて書きやすかった。一方で、ある程度頭の中で文章の構成を整えておかないと、音声入力で文章を打つことができない。キーボードの場合は「とりあえず文字を入力してそこから構成を考える」というやり方で文章を書くことがあり、どうしても取っ掛かりができないときは、そうやって書くこともある。しかし音声入力の場合は、口から喋るにあたって、まず頭の中で構成を完成させないといけないので、キーボードで書く時とは勝手が違い戸惑うことがある。

  そのこともあり、音声入力を使いこなすことで、ある程度構成力を鍛える訓練にもなるのではないかと期待をしている。全体的な骨組みは画面を見ながらキーボードでやることになるだろうけど、小さい文章の構成を考える事は、頭の中で組み立てることができるようになると良いなと思う*2

 

 

 年が明けた。喪中のため、新年の挨拶は無し。  

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  深夜の浅草寺。屋台が一軒も出ておらず、人が明らかに例年より少ない。毎年、じゃがバターの出店でバターをたっぷり塗ったじゃがバターを食べるのが新年恒例行事だったのだけど、屋台が出ていない以上、断念。

  参拝客は明らかに例年より少ない。とはいえ「少ない」と言っても行列して係員が誘導しながら参拝をしているので、外から見ていると「三密を避ける」という意味では不安になってしまった。

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  自分の目的はみくじを引くことだけなので、参拝には行かずにみくじ売り場へ。アルコールハンドスプレーもすっかりいろんな施設に常備されるようになったなと思いながら、スプレーを掛けておみくじを引く。 

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  新年の浅草寺で引いたおみくじ。内容は「真心があれば魚は寄ってくるが、妨害するものがあるので充分注意せよ」というもの。レベル的には去年より少し悪いが、十分に良い。とはいえ、病気の欄の「長引くでしょう」という記述はこのご時世、不安になってしまう。

*1:もっとも、それはそれで得難い体験で、自分の思考が別の方面で強化はされたので良い経験ではあった。

*2:もう気づいているかもしれないが、この文章のほとんどは音声入力で入力されたものである。

20201231 誰が何と言おうと、今年はとても楽しい1年だった

  2020年は本当に楽しい1年だった。
  多くの人は「そうは思わない」と言うのは予想できるし、きっとこの意見に共感はされない。それでも、僕にとって2020年は本当に楽しい1年だった。

 

  コロナによって仕事がテレワークになった。
  テレワークを始めてみてすぐに慣れた。というより、1日やってみてすぐに「もう戻りたくない」と思ったくらいだ。どんなに忙しくても、-例えば24時に仕事が終わっても- 睡眠時間は確保できるし、炊事や洗濯などの家事も仕事の合間にこなせるので、家が荒れにくい。仕事に集中したい時は音楽を流して「自分にとっての」快適な環境を作ることができる。冬場は部屋が寒かったり乾燥することが悩ましいが、それも着る毛布や加湿器で対策ができる。何より満員電車にも乗らなくていい。「対面で顔を合わせたほうが相手の表情や場の雰囲気がわかる」という意見は同意するけど、それはテレワークを手放してでも手に入れたい情報かと言われたら、Noだ。Zoomなどの会議ツールでも十分に必要な情報は手に入る&受け渡せるし、それよりも移動時間などの時間を仕事に当てて仕事の質やスピードを上げたほうが、よっぽとお客様のためにもなる。職種にもよるのだろうけど、今のところ「Web会議は不便だ、対面だったらよかったのに」と思った事は1度もない。

  僕はテレワークのおかげで、とても快適な仕事環境を手に入れることができた。

 

  コロナによって遊びに行きにくくなった。
  プロジェクトの打ち上げは延期になり、諸々の遊ぶイベントは中止になった。相対的にオンラインのイベントは増えたけど、完全に代替するには至らず、家に引き篭もる事が増えた。それによって、家でしかできないことをやるようになった。ゲームと読書、元々どちらもやっている上に、前述のテレワークのおかげで通勤時間が無くなったおかげで費やせる時間も増えた。買い物は通販で済ませることができたのでそれほど困らず、趣味も兼ねてスパイスカレーやチャイを作るようになった。

  僕は自宅での生活を一気に充実させることができた。

 

  5月の緊急事態宣言で通っていたジムが営業停止になってしまった。運動を満足にできずストレスが溜まった。でもその後ジムの営業は再開され、現時点でジムはガイドラインに沿って、通常通り営業している。今のところ行きつけの店は無事だけど、飲み会の需要が一気に減って閉店してしまった店が多くなった。今、毎日のように飲み会に行っていた人々は今どうしているのだろう。仕事仲間や友達と突発的に連絡をとって飲みに行くというのが、苦手に感じると同時に、とても羨ましくもあった。今ならわかる。その時、確かに自分は疎外感を感じていたのだと。

 

  今は、寂しくない。きっとみんな同じような状況だからだ。

  僕は以前ほど、疎外感を感じなくなった。


  コロナは僕に快適な仕事環境と趣味に使う時間を与えてくれた。そしてずっと無意識に感じていた疎外感を軽減してくれた。引き篭もる事は、ほとんど苦ではなかった。適度な運動ができて、ゲームをプレイして読書ができて、自分の好きな食べ物を作ることができれば、それで十分なのかもしれないと思った。オンライン上でもこれだけ他人とコミュニケーションが取れるのであれば、それで十分なのかもしれない、と。

 

  社会は誰もがコミュニケーション・コストを一定量払わなくてはならず、それにより辛い想いを抱えている人が一定数出てしまう。コロナ禍はそのことを明らかにした。そんな記事を読んだ。

gendai.ismedia.jp

 

  コロナによって苦しんでいる人が大勢いることは、ニュースを少し見るだけでよくわかる。コロナ感染者の増加、著名人のコロナ罹患による死去、自死の増加、相次ぐイベント興行中止。これらの負の出来事が連鎖・増幅して、人が集まること自体が批判の的にさらされたり、人々が遠慮してしまったり、負の感情を抱えて処理できていない人が増えている。世情や人の心の機微に疎い自分でもそう思うのだから、実際にはもっと苛烈でもっと深刻なのだろう。
  それでも、僕は思う。「この1年は、とても楽しい1年だった」と。

 

  これから先、僕自身や近くの人がコロナになる可能性はあるし、身近な店が無くなってしまうこと、さらには今の職場が無くなるなど、自分の身にただ事ではないことが発生して、コロナを憎みながら途方に暮れる可能性は全然ある。それでも、生きてて今まで発想することすら無かった「疎外感を味わうことのない生活」を、家で自分なりの充実した生活を過ごすことができている今、僕はとても楽しく幸せである。

 

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    自家製杏仁豆腐に自家製イチゴジャムをかけて食べる。特にそうと決めたわけではないのだけど、杏仁豆腐はが我が家の年越しフードになりつつある。今年からホットクックという強力な武器が手に入ったので、イチゴジャムをずいぶん楽に作れるようになった。イチゴとアーモンドエッセンスの甘い香り、口に含むとツルンとしたなめらかな舌触りとイチゴのつぶつぶが感じられる。

  嗅覚、味覚は今は問題ない。杏仁豆腐は美味しかった。僕は今、やはり幸せである。

マンスリーレポート12月 - 仕事は収めた、アウトプットは質量とも不満あり-

最後の振り返りです。今年一年お疲れさまでした。

 

townbeginner.hatenablog.com

 

12月の結果は、

12月:太陽・逆位置

キーワード:エネルギー不足、実力を発揮できない、期待が外れる、方向性が見出せない

でした。

  残念ながらまあまあ当てはまっているなあ思わざるを得ません。今月は納期の近い仕事も無事に終わってスッキリした形で仕事を終えることができたのですが、それ以外の施策であるとか自己研鑽、書物などのアウトプットが量・質ともに満足の行く出来でなく、不完全燃焼であるという感覚があります。仕事を優先させたという言い訳はできなくはないのですが、自分自身の中でしこりが残ってしまっています。どうやったらすぐに負のサイクルに陥るのを脱することができるのだろう、そもそも書く力が不足しているのではないか(構成する力・分量を書く力)、と思案しています。

  とにかく思考を端材でもいいからアウトプットし、構成する基礎的な力をもう一度身につけるようにします。

 

あと、1年が経ったのでそれ以外の振り返りもしましょう。

キーカード:ペンタクルの9・正位置

キーワード:幸運な展開、才能が花開く、チャンスの到来、恵まれたパートナーシップ、豊かな恵み、良識ある人物

 コロナ禍は自分にとってはチャンスでした。テレワークによる労働環境の向上、業務の変更によるチャンス、猫町倶楽部への参加による読書量の増加、ふとしたことから一年前の記事のバズり、上長からの後押しなどなど。総じて良い一年でした。欲を言えば、IoTなどのIT関連の知見をもっと増やしたかったのですが、焦らず来年に回します。なんだかんだで今年は盛り沢山だったので。とはいえ、そんなに悠長にしている場合でもないので、急ぎつつ。

 

一年のストーリーとして読み解くと、ペンタクルが1,2,3と順繰りに正位置に出ている上に、キーカードがペンタクルの9です。ペンタクルは「金銭・現実感覚」を表しているので、今年は金銭などの資産や仕事におけるポジションに注力すべきと読み解きました。

  一方で、「愛情・感情」を示すカップは正位置ではあるものの「迷い」や「失う」といった、大アルカナの「塔」を彷彿とさせるような変化の激しそうな暗示が出ています。人間関係に要注意です。

 

  登場している大アルカナは「戦車」「隠者」「太陽」。1月・6月・12月と図ったかのように等間隔で出現しています。1月は「戦車」。今月は新しい仕事が本格的に始まること、出張も含めて大阪や北海道へ遠出をすることを考えると、冒険心を・探究心を忘れずに進めと言われているようです。頑張ります。6月は振り返りをきちんと行い、12月はくれぐれも燃え尽きたりしないように。

  コロナの影響で資産に影響が出た一年でした。3月は絶望しましたが、よく復活したなと我ながら思います。正直相場はよくわかりません。資金の行き場がないから株式に流れ込んでいるなど色々説明はあるようですが、きっとこの辺もきちんと理解しておかないとまた大変な目に遭いそうです。実体経済が来年もっと大変になるのは、実感としてあるので。

  1月・6月・12月が大アルカナでしたが、

   1月:読書会など初チャレンジをした月

   6月:仕事が大嵐

  12月:収まったは収まったけど不完全燃焼

と、それぞれ大きなトピックのある、大アルカナらしい月であったようには思います。

 

 

金銭運

 

現状:法王・正位置

障害となっていること:ソードの4・正位置

顕在意識:ソードの5・逆位置

潜在意識:死神・正位置

過去(原因):塔・逆位置

未来:ソードの2・逆位置

質問者の意識:ペンタクルのエース・正位置

周囲の状況(環境):戦車・正位置

願望・アドバイス:星・逆位置

最終結果:ワンドの女王・正位置

 「障害となっていること」「未来」がドンピシャリに近いです。さすがにコロナは読めませんでしたが。最終結果の通り、安定した着地になっているのがせめてもの救いです。

 

仕事運は、

現状:カップの王・正位置

障害となっていること:恋人・正位置

顕在意識:ペンタクルの4・逆位置

潜在意識:カップの2・正位置

過去(原因):ソードの6・逆位置

未来:皇帝・正位置

質問者の意識:節制・正位置

周囲の状況(環境):ソードの5・逆位置

願望・アドバイス:カップの6・正位置

最終結果:カップの騎士・正位置

  こちらは「未来」と「最終結果」がドンピシャリの理想的な1年でした。来年も頑張ります。

 

最後に恋愛運。

現状:法王・逆位置

障害となっていること:ソードの2・正位置

顕在意識:ワンドの王・正位置

潜在意識:愚者・正位置

過去(原因):ソードの4・逆位置

未来:死神・逆位置

質問者の意識:ワンドの女王・逆位置

周囲の状況(環境):星・正位置

願望・アドバイス:ワンドの3・正位置

最終結果:ワンドの6・逆位置

  予想はしていましたが、案の定パッとしませんでした。とはいえ、最終結果ほどひどいことにはなっていないこと、「未来」はまあ当たっていないことはないかな、という状態なので、また来年。

 

  それにしても今年1年は例年以上に色々ありました。恐ろしいのは、来年は今年以上に色々ある可能性が全然あるということです。ウイルスよりは社会情勢の変化、という面で。いずれにしても、「いかにしてバランスを保つか」が大事だと考えているので、来年もよろしくお願いいたします。

20201226 まろうポーカーイベント、戦いの振り返り方

  人狼ルームなどでお世話になっているまろうさんがポーカーイベントをやるというので、参加した。優勝したら占いをして貰える権利が得られるのも魅力的だった。以前に仕事の占いをしてもらったところ、2つの選択肢がどちらも結果がピタリと当たっており、それ以来全幅に近い信頼を置いている。

 

  ポーカーは、基本的なルールはわかるが、それ以上の事はわからない。例えば、SB、BBなどの頻出用語はわかるが、その程度である。この大会に備えてKindle Unlimitedでポーカーの戦略本をダウンロードして読んだところ、例えば 

スロープレイは、一見利益の上がる方法のように見えますが、自らの有利性を覆されるリスクを高めるだけで、実際にはオープンベットして相手にブラフやセカンドベストハンドでレイズされたり、オッズに合わないドローをチェイスしてもらった方が利益が高いことも多いので、注意が必要です。
(Shinya SHIMADA (著)  トーナメントポーカー入門 -テキサスホールデムの基本理論- パンローリング社)

  と、日本語ではなくポーカー語で書かれていたので、読むのを断念した。まずはポーカー語を理解するところから始めなければいけないのだと痛感。

 

会場に一番乗りし、カードを受け取る。
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  参加者は自分の誕生日の星座の紙をとって参加。(ただし、この区分けは特にポーカーには関係ない)。

  参加者は全部で14人(ディーラー2人もプレイングディーラーとして参加)。2卓に分かれてプレイ。

 

  序盤はコールやレイズのタイミングを誤って失ったチップも少なくなかった。けれど、「大きく勝って小さく負ける」を心掛けて勝負し、運もあり大きく勝つことができた。

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  最終盤面。10のワンペアでリードしてたが最後にAが開き、相手のストレートが完成してしまい負け。結果として、2位入賞。残念ながら優勝賞品のまろう占ってもらえる権利は獲得ならず。

 

この盤面自体は「運が悪かった」のだけど、その前段階で勝負を間違えていた可能性が高い。そこで、どうだったか振り返りをしようとして、どんな場面だったかなと思い出せないことに気付いた。バックギャモンだったらカメラで撮影して振り返りができるのにと思う。上手い人は場に出ているカードやチップの枚数、自分の手札を正確に覚えて、Snowieなどコンピューターソフトで解析をして振り返りを行っているのだろうか。

 

  麻雀もそうなのだけど、「振り返りをしたい」盤面を記憶できるのは凄い。覚えるためのコツがあるのだろうか。すごく知りたい*1

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  蒲田の歓迎餃子

  蒲田に来たら何やかやと理由をつけて、ここで餃子を食べたいと思っている。揚げ茄子餃子が好みなのだけど、1皿の量が多いのとカロリーが高いのが難点。ビールによく合うだけに、余計に頼みたくなるけどやっぱり今回も頼んでしまった。

  とても美味しかった。

 

*1:そう考えると、オンラインゲームは振り返りが大変容易なのでとても良いと思う。量を繰り返せば確実に強くなれる。

RP人狼を始めて7年半近くが経った

  ロールプレイ人狼(以下RP人狼)を初めて7年半が経った。

 

  元々のきっかけはこのブログでも何回か取り上げた「人狼TLPT」である。 

7th-castle.com

 

  「人狼ゲームをやりつつ、ある設定における登場人物になりきって演じる」RP人狼。人狼仲間内で始まった企画に参加させてもらったのがきっかけで、それから7年以上もやっているというのは、(不定期とはいえ)ずいぶん長く続いているものだなあと我ながら驚く。基本的には人狼仲間内でやるだけで、観客が居る中でRP人狼をすることはないのだけど、イベントに当選し、観客が居る中でRP人狼をやったことは、以前に書いたとおりである。 

townbeginner.hatenablog.com

townbeginner.hatenablog.com

townbeginner.hatenablog.com

 

  前記事の感想編で、

人狼のプレイングが上手くなるのはもちろんなのだけど、究極的には自分を活かした上で他者も活かす、そして勝つ。

  と書いたけど、今もこの方針は変わっていない。そして現状はというと、未だに達成できてないことが多く、どうしたものかなとウンウン唸りながら反省して次の公演*1に臨むことの繰り返しである。自分を殺し過ぎて序盤は空気になってしまった、勝ったは勝ったけど判断が一日遅かった、などなど。それでも変わらずお誘いをいただき、参加して楽しませてもらっていることを7年間続けられているというのは、こういった課題を少しでも克服してうまくなっているだと思い直す。

RP人狼で出てくる「地」

  RP人狼で面白いと思えることは、回数を経るにつれてその人なりの「ハマり役」ができる瞬間と、その役が板についた後に「地」が透けて見える瞬間である。例えば舞台に出ているキャラクターを基に演じるとしても、当然そのキャラクターを演じた役者本人とは別人なので、全然違ったものになる。そのキャラクターをどう演じるかは、人によってアプローチが違うのが面白い。きちんと本家に寄せる人、そのキャラクターのエッセンスを抽出して全く別のキャラクターにして再構成する人、設定だけ借りて自分なりのオリジナルキャラクターに仕立て上げる人、元の設定をガン無視してぜんぜん違うキャラクターにする人。アプローチの仕方が様々で、見ていて飽きない。

  公演によっては、元ネタのあるキャラクターをやることもあれば、完全にオリジナルキャラをやることもある。そういった役を演じる回数を経るごとに、それぞれの人のハマる役が見えてくる。それと同時にその人なりのオリジナル要素がどんどん強くなり、「ハマり役」を演る時の「地」が出て、体重の乗った芯のある演技が見られるようになる。

  こういった「体重の乗った芯のある」キャラクターと、別の人の「体重の乗った芯のある」キャラクター同士がぶつかり、バチバチに戦って、握手して共闘して、1つのゲームを通した物語を作っていく。役者や演劇を専門的に勉強したり教育を受けたわけではないので、芝居の出来不出来は置いといて、そういった物語を観るのはやはり楽しい。自分が役をやることで、自分自身や他者の解像度が上がっていく感覚がある。

 

  これは全くの余談だが、RPをするにあたって役作りをやることがある。具体的には、衣装の選定やセリフの練習、さらには体型づくり。前述の記事でも書いたが、キャラクターを演じるにあたって現時点での体型・体格では説得力が無いという理由で食事の節制をしたり体を鍛えたことがある。特に今年は、それが功を奏してダイエットに成功してしまった。自分自身からキャラクターを生み出すのではなく、自分自身がキャラクターに寄っていった。

  大げさな書き方をすると、虚構が現実を侵食した瞬間である。

  

  RP人狼の醍醐味は実際に人と人とが向かい合う瞬間を「立体的に」見られることである。観賞はオンラインでも可能だが、向かい合うことはどうしても実際にやらないといけない。その性質上、コロナ禍の最中でRP人狼も開催が難しくなっているのは確かだ。だからこそ、演劇に対する見方が変わった。人が実際に向かい合うことは、「その瞬間にその二人が同じ空間にいる」という身体的なことであり、それをベースにした物語なのだと。文字にすると当たり前のことだけど、RP人狼をやっていないと、この意味を理解できなかったと思う*2。どうか、一つでも多くの演劇が今後も無事に行われますように。

 

  公演が終わった後、あのセリフはもっとうまい言い回しがあった、こういう説得の仕方があったと、人狼ゲーム的な意味でもロールプレイ的な意味でも反省することが少なくない。7年間、いまだにこのサイクルを繰り返している。そんなことの繰り返しは、今のところとても楽しい。

*1:この言い方が適切かどうかは議論が分かれるけど、曲がりなりにも芝居っぽいことをしているのだから、これでいいと僕は思っている。

*2:もちろん、完全に理解をしているわけではないことは重々承知している。しかし、理解が0から0でなくなったことは声を大にして言いたい。

【過去記事サルベージ】憧れの胸キュンシチュエーションについて

  思うところあって、昔自分が書いたものを振り返っているのですが、埋もれさせるのはちょっともったいないな、というものがあったのでサルベージします。文章のてにをはなど一部整っていない部分を修正して再掲載する形となります。14年前に書いたもので、今読むと時代を感じさせたり文章が未熟だったりするところはありますが、それもまた味があっていいなと勝手に思っています。ご笑覧いただけますと幸いです。

 

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マンスリーレポート11月分 -びっくりするくらいタロットと違う月-

遅くなってしまったけど11月分の振り返り。

 

townbeginner.hatenablog.com

 

11月は

11月:ワンドの女王・逆位置

キーワード:かたくなな態度によって敵を作る、努力が徒労に終わる、ストレスや不満が溜まる、理解者がいない孤独を感じる

 というネガディブな結果だったのですが、びっくりするくらい思い当たることがありませんでした。努力が徒労に終わる、孤独を感じると書かれているのですが、

 

・ダイエット→体脂肪が落ち始め、7月と比較して3kg痩せた

・RP人狼→曲がりなりにも良い結果が残せた、前日談とキャスもおかげさまで好評だった

・仕事→大きな動きはないが、少なくとも孤立はしていない

・読書会(猫町倶楽部)→フィロソフィアサポーターへ立候補し歓迎される

 

  ということで、えらく順調でとても良い月でした。むしろ努力が実って喜ばしい月であったとすら思います。特にダイエットは体型も変わり、体力も作れたので、大変良かったと思います。

  とはいえ、反省点もあります。もっとこのブログ記事は書けたし、書くことで思考の整理を進めることができたかな、と。

blog.sushi.money

  試しに、「いかに品質の過大なブログ記事を書かないか」ということに挑戦してみましょうか。現在、書きかけで止まっている端材とも言うべき記事が数個あるため、乱雑でもいいから書き上げて公開したほうが良いのかもしれません。

 

12月は、

12月:太陽・逆位置

キーワード:エネルギー不足、実力を発揮できない、期待が外れる、方向性が見出せない

 11月に引き続きネガティブな暗示。これを書いているのは12月11日ですが、実際のところ余計な仕事が降りかかっていて進むに進めない状態が続いているので、今の所当たらずとも遠からず、といったところです。悲しいことに。

  もっとも、こういう閉塞的な状況を打破できるのは一発逆転的な何かではなく、ほんの小さな突破口とそこに向かって「ちょっとでも」進むことだということはよくわかったので、引き続き小さな努力を積み重ねて進めていきます。

 

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キッチン ミキ」のチーズハンバーグ。

中濃ソースの風味が濃くて美味しかった。20年前から変わらず500円というのに驚いている。コロナ禍で大変だと思いますが、どうか、無事でいられますように。